語られた冒険。
………ここは…(▽Д▼ )
たしか1年半ほど前に私はなにか大事なものを追いかけていた。
”黄金の空の遺産”を追いかけているうち天地が動乱して足元が崩れ去り、言いようもない絶望感と共に自分のカラダからココロだけが吸い上げられて……
それから……
目が覚めたらここにいた。
そして私の前にはいま、
何千年を生きたのだろうと考えることも投げ出したくなるほどの長い長い時を君臨してきた
一匹の竜の姿が在った。
ハイ、
ということでなんか始めていきまっす。
RPG(ロールプレイングゲーム)の”最初”を追った。
そう、
それは”世界初”
ダンジョンズ&ドラゴンズってなに?
RPGアソーブ。
TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)という儀式をご存知であろうか?私は存じていませんでした。いやなんとなくは触れたこともあるかもしれないのだけれど。
とにかく卓上で繰り広げられるスーパーアドリブゲーム。
それがTRPG。正月にやるものとされていた双六(すごろく)や人生ゲームなどのボードゲームを思い出していただければよいかと思う。
しかしあれ等はルールに従ってシステムどおり進めていくのに対して、
このTRPGはとにかくプレイヤーとゲームマスターとの発想次第で展開が決まるという非常にゲームチックなシロモノであるというのだ。子供に頃に遊んだ「ごっこ遊び」の如く自由に発想するあそび。
しかしやはりそこには「世界観」や「ルール」があって、
そんな素材を利用してRPGを自由に話をしながらつくりだして遊ぶことが出来るというのだ。
プレイヤーとゲームマスターとの悪ふざけのアドリブでいくらでも世界が広がっていくゲームだというのだ。
しゃべりながらお話を作って遊んでいくRPG。
素材を使ってゲームを創りだすRPGツクールに対して、
素材を使って「遊びそのものをする」このスタイルはまさにRPGアソーブと言うに相応良い。
ことばの亡霊たち
さらに、
リプレイとかサプリメントとかセッティングとか自分の知っているゲームではまったく聞き慣れない魑魅魍魎の言霊たちがうねっているこの古代遺跡。
なんというところに足をおろしてしまったんだ私は。
リプレイとかサプリメントとかセッティングとかだとぉ~~??
この魑魅魍魎どもが!!!!
テーブルトークRPGってなんぞ?
「テーブルトーク・ロールプレイング・ゲームとは」富士見書房
遊んでいる様子ぞ?
「君はD&Dを知っているか? HobbyJapan公認連載「『ダンジョンズ&ドラゴンズ』で遊ぼう」,第1回はマフィア梶田がTRPGのキャラメイクに挑む」4Gamer
トピック!!
「僕の両親はドラゴンで,僕もドラゴンの特殊能力を全部使えて,おまけに親から譲り受けた魔法の品をたくさん持ってるんだけど,今はわけあって人間の姿で旅をしているんだ」
こんなワガママな中2顧客さまのご要望にも喜々として答えてくれるのがテーブルトークRPGの自由さ。
ふつうなら「へえ~(・_・ )そういえば海苔の佃煮ってうまいよね。」と聞かなかったことにされてしまうこのような場面でも、テーブルトークRPGの世界なら「グッド!」とかコールされる自由な世界。
※これらの自由な狂言を野放しにしてしまうよりは、そのゲームの世界観や物事などに則ったキャラ付けなどをすることでグッとリアリティが出てハマり込めるというのが「テーブルトークRPG」ということである。
※無秩序すぎる言動を狂発させたカオスがお好みなら近所の公園で子どもたちと「ごっこ遊び」で遊ぶのが良いのだ。ご飯の時間にはテンションは落ち着いているぞ。好きなことを好きなだけ言いつくしただけの虚しさだぞ。
リプレイ本
そのシナリオは世界に1つしかない。
この「リプレイ」という謎の魍魎があまりにも飛び交っていたので仕方なくとっ捕まえて調べてみたけれどね。うん。上記のようにプレイヤーとマスターとの間で自由奔放な発想にて繰り広げられるもんだから、そのプレイを「リプレイ」として本として出版されているようなのだ。
そのシナリオは世界に1つしかない。
それがテーブルトークRPGを遊んだ時の体験なのだとか。ドラクエとかやっていてもまるっきり同じ進ませ方をするわけじゃないし、違う職業にしてみたり違うルートでやってみたり違う装備でやってみたり、それなりにそのプレイなりの想い出なんかも出てくるけれど、それとは比べ物にならないほどの乱数というわけですな。
だからプレイヤーとマスターのセンス次第で一流のシナリオが描き出されるのだろうかね。どうなんだろうか。
冨樫義博と荒木飛呂彦の両先生によるテーブルトークRPGのリプレイが見てみたい。
羽生善治と森内俊之との棋譜の如く。
「二人は、笑った。」
by NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」
「私たちは時代を遊び始めた。」
ゲイリー・ガイギャックス
デイヴ・アーンソン
ジェフ・ペレン…
などなど……
わりと色々な人達が関わっていたRPG誕生。「ロールプレイングゲームの父」とされるのはこのゲームのデザイナー「ゲイリー・ガイギャックス」だけど、
結局だれがどこの部分を担当しているのかがよくわからないよ。
うん。あんまり細かく調べるのもあれだし、
「みーんなでやった」
って感じにしておこう。うん。大体で聞いておくように。合ってても間違っててもそれもまた一興。それがこのコーナー。
3日坊主の好奇心でテキトーに追いかけまわすこのコーナー。
軍事歴史オタクたちが生んだゲーム。
それにしても「ウォー・シミュレーションゲーム」から始まるこの流れ。盤上で兵隊のコマを使って戦術をシミュレートするという非常に画期的な訓練がそれで、
「参謀本部(スタッフ)」という仕組みを作り上げた当時のヨーロッパ列強国プロイセンで始まったという。
参謀本部で作戦を練りあげて全軍に徹底させるというこのやり方はワールドスタンダードとなったけれど、それがロープレに流れ込んでくるとはね。
この話を広げると7徹はかかるからやめておこう。
シャルンホルスト大先生とかクラウゼヴィッツ先生とか聖モルトケとかの話が飛び出されては堪ったものではないだろう?ボクの専門分野が出てしまっては堪ったものではないだろう?
ロールプレイング
ウィリアム・サドラー『ワーテルローの戦い』
さらに「ロールプレイ(役割演技)」は、将軍たちがそのとき知り得た情報を元に、そのときどのように判断するのかということをシミュレートする場合に使われた。
(と言うかそういった学習方法として教育やあるいはカウンセリング治療としても用いられているという)
後世からみれば結果的に判明している情報から「ああすればよかったこうすればよい」といってもしょうがない。検証にはなるけれど。
ワーテルローの戦いでなぜナポレオンは近衛軍団の予備を投入しなかったのか?
相手は瀕死の状態。
結果的にみれば、彼の敵ウェリントンは瀕死の状態で「ブリュッヘルか夜か死か(援軍か停戦か敗けか)」と漏らすほど困窮した状態であり、ナポレオンにしてみればここに全ての戦力を投入すべきであった。前線を指揮するネー元帥からもその打診は届き続けていた。にも関わらず彼はこれを躊躇した。最終的には投入したがときは既に変わっていた。
横腹を突かれるキケン
ナポレオンは緒戦でもっぱら追い払ったはずのプロイセン軍団が、部下の仏将の追撃を振りきって、あろうことか体制を立て直し、ナポレオン軍の本隊に迫ってきているという情報を入手したために、逡巡したのであった。
各個撃破の芸術家ナポレオン
しかし往時のナポレオンにしてみればこれに一部の助攻を当てて時間稼ぎをしつつ、予備をすべて投入した本隊の全力攻撃をもって敵主力を破砕するという伝家の宝刀を抜かないはずはなかった。
しかし彼は逡巡し、迷い、時を浪費した。
結果的に彼は全力攻撃をかけたのだからただ単に決断が遅かったと言って良いはずである。
それはなぜか?
そんな風に彼が知り得なかった情報のなかで、
どのようにすべきであったかをロールプレイして決断を下していく練習。
その人がその戦いを知っていると意味のない話だけどね。
そういうときはティムブラ平原の戦いとかにすればいいのさ。
ね?
キュロス2世のロール(役割)をプレイすればいいのさ。
加えられたファンタジー
画「ホビット 決戦のゆくえ」
とにかく彼らはさまざまなウォーシミュレーションのボードゲームで遊んだり作ったりしたようだ。
古代モノから中世モノからいろいろな歴史の戦争ゲームを遊んで作ったという。
そのなかで「チェインメイル」という中世モノのゲームにファンタジーの要素を加えてうみだされたのが「ダンジョンズ&ドラゴンズ」ということになるみたいだ。
これはトールキンの「指輪物語」など当時ムーブメントを巻き起こしていた「剣と魔法のファンタジー世界」小説の影響なのだという。
ファンタジー戦記の産みの親「J・R・Rトールキン」の影響にびっくらこいてるボクの記事。
「天はそれにのみファンタジーの名を与えて”王”とした。『ホビット三部作』」
ここに至って、
ロールプレイング×ゲーム性×中世歴史ファンタジー
というひとつの「形」が出現した。
この「形」こそ、
今日そう呼ばれている
「RPG(ロールプレイングゲーム)」
となった。
とか。
売上
ガイギャックスの自宅で印刷と組み立てが行われて、このために設立した会社TSR社から最初に発売されて売り切れた「ダンジョンズ&ドラゴンズ」1000部の重み。
プライスレス( ̄ー ̄)bグッ!
歴代タイトル
いちおう「名作を追え」というこのコーナーは「日本のRPG(ジャパニーズロールプレイングゲーム)」を追っているわけである。
だからあまり余計なものは追いたくないのだけど、「ダンジョン&ドラゴンズ」はRPGというゲームが一つの形を成した最初になるのでそのつながりとして追うのだ。
しかしこれは歴史を見るものでもあるので本家の外国版を基本として追っているからもうなにがなんだかわからない状況で追い掛け回しているのでまあつまりなにが間違っていても驚かないでほしいってことさ。
Dungeons & Dragons
こうしてロールプレイングゲームが在った。
神は良しとされた。
前述のとおり、ロールプレイにゲーム性が加えられ戦争シミュレーションボードゲームになり、さらにファンタジーや自由なシナリオ性を与えられて誕生した盤上のロープレ。ロールプレイングゲーム(RPG)の形が世に出た最初とされるのがこの『D&D』ということなのであーる。
「ロールプレイングゲーム」という今までにないゲームであったため、どの出版会社からも「何をすれば勝利になるかわからないゲーム」として奇異の目で見られ、出版を断られた。
「D&D」Wikipedia
やはり何にもつきものだけど、今ではあたり前で誰も彼もと使いたがり、ソーシャルスマホRPGとか使いたがり、人を引き込む呪文のように使われる「RPG」の名も最初は
「ザ・ファンタジーゲーム?ロールプレイングゲーム?
なにゆうてんの君たち(笑)(*´艸`*)ウケル」
とかあしらわれたのだな~。
そしてこれより遅れること12年で『ドラゴンクエスト』が日本で発売される。
サプリメント(拡張パック)
という拡張の世界観というものが出まくるらしいこの世界。追加でどんどんいろんな設定がうみだされて色々な楽しみ方が広がるのだとか。
山ステージ追加だ!!!!
新設定追加だ!!!!
みたいなことなのかね。
なんかよう分からんけれども。
(▽Д▼ )
しかーーし!!
その為にいろいろと複雑となってわけわからへんという状態になってしまうこの世界。
面白いように売れるので調子に乗って出しまくっていたら収拾のつかない世界観になってしまったようだ。
そこでこの世界は整理され、
2つの道が作り上げられることになったのだという。
初心者用のカンタンな世界と
上級者用のマニアな世界と
Dungeons & Dragons Basic Set(第2版)
プレイヤーキャラクター(PC)のレベルは3レベルになるまでしか対応しておらず。
ウィキペディアより
ということで、それがどれほどかはよくわからないけどさ、流石にレベル3までとなると相当初心者向けでしょうね。うん。
あととにかくここらへんの古代遺物は本当に把握が困難を極める。
私なんかよりよっぽどこれらのことに詳しいであろうマニアの方たちですら困難であると漏らしているほどなのだから。
しっかりしてください!!マニアの方たち!!
貴方がたがそんな弱気でどうするのです!
私はどこで情報を手に入れればいいんですか!!!!
「クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ」のなかまたち
そして結局こちらが本流となっていく上級者用のスタイル。
Advanced Dungeons & Dragons
今なお続く伝説の本流。
これ以降は、
『プレイヤーズルールブック』
『ダンジョンマスターズブック』
『モンスターデータ集』
の3本制で発売されるスタイルとなる様子。
多くのヘビーゲーマーたちは自身のPCを強くするためにサプリメントを買いあさった。
『AD&D』Wikipedia
どういうことなんだろうこれは。
課金制度みたいなお話だけど。
なーにをいってるのかさーぱりぱり(*´ω`*)
……まあよくわからないからこれ以上のことを求めてもなにも出ませんよ。
(▽Д▼ )
吊るしあげたって出てこやしないんだから。
絶対に出てこないぞ。
知らないからな。
「第2版(2nd Edition)」
ここで日本語訳はどうなっていたかというところに入りたいと思いますよ。
基本的には初心者向けの「クラシック・ダンジョン&ドラゴンズ」の第4版が日本語訳として登場したようである。
ダンジョンズ&ドラゴンズ(新和版)
『ダンジョンズ&ドラゴンズ セット:1 ベーシックルールセット』
という通称『赤箱』なる聖櫃(アーク)こそがコイツなのだ。こうして日本の者達はようやく『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を手にできたというわけだった。
85年というからドラクエ発売の前夜ということで日本人プレイヤーの中ではあまり浸透していなかったのだろうか?
もうデジタルロープレの時代でしょ。80年代はさ。聖ウルティマやら聖ウィザードリィといったデジタルゲームがお披露目されていた時代だしさ。どうなんだろうねそこんとこ。
「日本語版ダンジョンズ&ドラゴンズ」のなかまたち
さあさあここいらで円熟味を増してきたD&D。
多くのサプリメントという拡張を打ち出し、
初心者向けのクラシック版とマニア向けのアドバンスト版を使い分け、
経済成長の極地に達した日本市場にも上陸して和訳版の体制も整った時代。
しかし、
当時はもう既にデジタルゲーム隆盛のまっただ中だ。
日本ではドラクエに始まった”RPG黄金時代”を迎えていた。
果たしてテーブルトークなんとやらに居場所はあるのか?
ここからはそれからのD&Dの歩みである。
Dungeons & Dragons 3rd Edition
カードゲームの覇者『マジック・ザ・ギャザリング』のちからでアドバンスト系の第3版。
93年に発売が開始された世界初のトレーディングカードゲームであり、「もっともよく遊ばれているトレーディングカードゲーム」としてのギネス記録をもっている。
「マジック・ザ・ギャザリング」Wikipedia
遊戯王のカードは有名だけどその最初はこのマジックということらしい。私もよく遊んだものだよまったく。ギャザリングの1パックは500円と子供には鬼高価いよまったく。
とにかく『ダンジョンズ&ドラゴンズ』はこのマジックの会社に買収されて今日まで命脈を保っているというのだ。
(▽Д▼ )
コンピューターゲームの隆盛に対比するようにして衰退するテーブルトークRPGという遊び。しかし同じ盤上の遊びでも売れに売れまくった対戦収集トレカ。その資金を背景にしてか、マジックによるD&D吸収は必然であったのだろうか。
とにかく2000年といえば日本ではコンピュータゲーム最盛期であり、その王城の大地「RPG」の黄金時代が終わりを告げようかという時代である。さらにいえば一家に一台パソコンの大ネット時代がやってきており、オンラインゲームが出始め、さらにさらにケータイなんかも急速に広がり続けてゲーム離れすら進むという急転直下で明日なにが流行るかわからないといった超スピード時代。
そんな時代に未だ息をしていたこの始祖竜ともいうべきゲームの存在。
きっと人間の歴史とは次元が違う世界で生きているのだろうね。
それがかつて万物の霊長だったRPGの存在力
( ´ー`)y-~~
我々が死んでも生き続けているんだろうよ。
その眼で幾つもの時代をまたいでいくのだろう。
そう、
自分以外の誰もがいなくなってしまうまで。
自分を遊ぶ子供が一人もいなくなってしまうまで。
「日本語版は2002年ホビージャパンから」のなかまたち
Dungeons & Dragons v.3.5
3で言い忘れてたけど2つあったよね?
クラシックとアドバンストの2つのスタイルがあったよね?
それがマジックの会社から出されるときにアドバンストの方を主軸として、これに『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の名前が正式に冠されることで一本の主流が出来上がったということだ。
つまり一つにまとまったってことですわ。
これマジックの会社が買収したメリットってなんなんだろう。
売れてるのかね。
「日本語版は2005年ホビージャパンから」
Dungeons & Dragons v.4
まだまだ生き続けるRPGの始祖竜。
もうなにがどう違うんだか版を重ねるということはどういうことで3,5版との違いは何なのかとかはもうぜんぜんかわりましぇん。
別にふざけているわけでもないがしろにしているわけでもないが(いやないがしろにはしてるかもしれないけどそれはいつものことで名作ゲームたちの大きい懐に抱かれて好き勝手やってるわけで)単純に疲れた。
もうホント勘弁してほしい。
勝手がわからない。ふつうのロープレならプレイしたこと無くてもなんとなく状況は把握できるんだよ。2とか3とか。でも第2版てなによ。第4版てなによ。調べてみてもまー分からんよね。ジャンルすら違うともうなにが何やらなにのことを言ってるのかさーぱり。
さーぱりぱり。
「日本語版は2008年ホビージャパンから」
Dungeons & Dragons v.5
まだまだ健在なテーブルトークRPG。
もうボードゲームというか結局デジタル盤でやってるみたいだけど、プレイヤーとマスターのアドリブ遊びは今なお一定の層に楽しまれているのだという。
しかーーし!
日本ではもうその光景は見られることはない。
この第5版は日本における供給をやめてしまったという。
(▽Д▼ )なんでかね?
「ヘイッ!!!!シナリオを観るだけしかしない日本人のクレイジーなプレイスタイルには合わんぞ!!!!ヘイヘイッ!!!!」
みたいな感じなのかね。
しかしそれでも日本語版をおろし続けてきたホビージャパンからは
当社としましては、今後、Wizards社の方針が変わる可能性も考慮して翻訳の機会を待つことになりますが、
日本公式サイト
というなんかカッチョ頼もしい言葉が記されている。
でもなんか少し出来るみたいですぞ。
「新しいD&Dはどう進化した? いよいよ公開が開始された日本語版「ベーシック・ルール」で始める「ダンジョンズ&ドラゴンズ 第5版」スタートガイド
」4Gamer.net
本家サイトはかっちょいい。
本家公式サイト
その他のタイトル群
ダンジョンズ&ドラゴンズ オンライン
2006年2月開始(日本ではさくらインターネットにより2006年8月)
日本語版による運営は2009年9月30日にサービス終了。
やっぱりオンラインもやっていましたな。
高度な魔法文明を持つエベロンという世界観を舞台にしておるとか。それはユーザーたちの投票だかなんだかによって作られた世界観なのだとか。
ダンジョンズ&ドラゴンズ ーミスタラ英雄戦記ー
カプコン公式サイト
なんとカプコンからでていたダンジョン&ドラゴンズ。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ』という格闘アーケードゲームも出ていた様子。何でも格闘にしちゃうカプコン。
……なんかカプコンってさあ、ドラゴンめっちゃ好きだよね。
なにげにさ。
アクションモンスターとか言われたりロックマンだったりのイメージで覆い隠されてるけど。
ブレスオブファイアもドラゴン出まくりだし、最近のドラゴンズドグマなんかモロにそうだし、そしてダンジョンズ&ドラゴンズと来たらなんかね。
どうでもいい話をするなって?
カプコンがドラゴンめっちゃ好きとか不毛な話で引き延ばすなだって?
(*´∀`*)
世の情報さま
2000年代初期頃の文献として第一資料とすべし
「盗賊王国―Yosuke Homura's D&D® Fan Site―」
バーチャル映像で体験できるようになっているとかよ。
「OculusでリアルなD&D世界に没入。仮想テーブルやサイコロが眼前に広がるAltspaceVR ダンジョンズ&ドラゴンズ、Wizards社とライセンス契約」
わかりやす過ぎるお話
新和版ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)をやろう 1話
顔面ソニーレイ+さま
名キャラ列伝
まあキャラとか全然わかんないというかいないのか。しかしロープレの始祖というだけあるのだから今現在でもよく見られるクラスの始まりもコイツなのではないかということでクラス紹介でも。
ファイター
もう基本の基本。
基本的にオレはこのタイプしか選びません。
ドラクエなら『戦士』。FFなら『ナイト』?『戦士』?ノブヤボなら『侍』。エムブレムなら『傭兵』?ワイルドアームズならダンデライオン?ダンデライオン?
ロマンシングローマなら『あらくれ者』?
基本的にこのクラスを選ぶ奴の中2率は120パーを越えると思われるね。
学校の帰り道とかの頭のなかはボス戦でいっぱい。
詳しく知りたい時に見るべき文献
基本クラス ファイター編(文責:石川)
ウィザード
魔法使いってだれが考えて世に出てきたんだろう?
科学を無視した超常現象を一捻りで出現させられるというのはスーパーマン的思考だからすぐに出てきてもおかしくはないけどさ。Xメンとか。でも魔法使いとか魔術師とか魔女とか文化観もあるやない。なんか。黒い服で博覧強記で知的な感じでとか。中世の魔女狩りではマジに忌み嫌われていたわけだから発展しそうにないのにさ。
ドラクエなら『魔法使い』、FFなら『黒魔道士』、エムブレムなら『魔道士』、ノブヤボなら『陰陽師』、ロマンシングローマなら『祭祀』。ステマじゃないよ。
それにしてもFFの黒魔道士とかそういった名前はほんとに広まったよね。判りやすい分け方だし。上位種なんかがもっとはっきり設定されていればなおよかった。
詳しく知りたい時に見るべき文献
基本クラス ウィザード編(文責:石川)
クレリック
鉄板の回復役。オンラインなどでは
「喜んで回復役やるやつwwww」
ということで中2ファイター勢からは理解不能対象とみなされる献身役。
個人的には結構興味あるジョブではあるね。モンクとかいいかもしれない。クラピカの理想じゃないけど。「そうか、強化系が理想だったのだが…」みたいに自己治癒能力と戦闘能力のバランスがいいということで一人で生き抜くには理想だしさ。
ドラクエなら『僧侶』、FFなら『白魔道士』、エムブレムなら『シスター&僧侶』、ノブヤボなら『僧侶』、ぜんぶ僧侶じゃねえか。オリジナル感あるのはFFだけだぞまったく。
ちなみにロマンシングローマでは『医者』。そういう何の変哲もないけどものすごい技術なんだよ医療ってということを伝えたいゲームなのですわ。
詳しく知りたい時に見るべき文献
基本クラス クレリック編(文責:石川)
ローグ
なんかよくわからない職種だよねこれ。多分テーブルトークやら昔の難しいダンジョン潜りの激しいゲームだと重要なんだろうけど、日本のRPGではあまり活躍しそうにないトリッキーなポジションのキャラというイメージが私にはありましたがどうでしょうか。
実際には超重要な役割といえるスーパーサブ。
ドラクエなら使ったことない『盗賊』、FFなら『忍者』?、エムブレムなら『盗賊』(のち密偵やら暗殺者やらになる)ノブヤボなら『忍者』忍者になると一気にかっちょよく聞こえるね。
ロマンシングローマなら『おいはぎ』。最終ランクは『大悪党シーシュポス』と『盗聖アウトリュコス』の2タイプからお選びいただけます。
m(_ _)m
詳しく知りたい時に見るべき文献
基本クラス ローグ(文責:石川)
ほーーんと基本。
というか元々そういった職種がこの世にあったわけだし。
ウィザードはまあアレだけど。
テーブルトークRPGの名作たちとざーっとの流れ
正直このゲーム以降は単純にテーブルトークRPGのジャンルになるし、あるいはリプレイ本とかいうライトノベル産業になっていくみたいだから「追い」自体はね。うん。ね。しかし一応互いに相乗効果を発揮して幻想空想ファンタジー&ゲーム産業を盛り上げたわけだからその流れをザーッと見ていこうやないか。
『Tunnels & Trolls(トンネルズ&トロールズ)』
75年発売。もはや美しさすらあるほどのパクリ。
なんとFFの追随が霞むくらいのあまりのパクりっぷりに大爆笑(笑)トンネルズ&トロールズだからね。トンネルズ&トロールズて。
語呂も合わせてきて頭文字もゾロ目で揃えてきてのトンネルズ&トロールズだからね。ギャグなのかとおもいきや全然そうではなくて少年たちが遊びふけった名作であるという。
この時代を知ってる人からすればドラクエ×FF間のパクリ話など些事もいいところであっただろうか。トンネルズ&トロールズだからね。
これ笑いが止まらなかったもんね。もはや芸術の域にあるパクリだと思われる。いやいい意味でね。いやホント。
なんか楽しくなってくるもんね。
こんなふざけてていいんだって感じに。
何かが出だした頃の「何でもあり感」というか、まだ多くの人の目に止まらないがゆえにあまり気をつけなくてもいい「規制する力の働かなさ加減」というか。うん。
それとやはり同じような発想なのだろうか。「パズル&ドラゴンズ」。通称パズドラという昨今のゲーム市場の支配者の名前にもD&Dからの流れが見て取れるではないか。ビバパクリ!!
『トラベラー』
77年発売。40年ローンを組まされて船を買う人生。
こちらは世にテーブルトークRPG なるあらたなる遊びが生まれてより続々と出現したゲームたちの中でも異彩を放ってたのしまれたSF(サイエンス・フィクション)が舞台の名作TRPGだという。
とにかく地に足の着いた設定が特徴であるとかないとか。
そして日本ではダンジョンズ&ドラゴンズよりも先に輸入された、いわば初めてのTRPG黒船来襲だったとか。
それにしても「剣と魔法のファンタジー」がどうしてもRPGとくっついて来てしまうけど、やはり最初期からいろいろなジャンルのものでつくられていたんだね。
日本での国産TRPGにも『エンタープライズ』やら『スタークェスト』やらとSFものが多いのだ。
なんでだろう?
スタートレックという映画を原作としているものもあるし、スターウォーズなどの影響もあるのか。あるいは日本が科学技術などの成長著しいがために、あるいは宇宙開発が熱狂して伝えられていた社会背景の為におおきなパワーを持っていたのでありましょうか。宇宙に目を向けた題材というのは。
そしてそれらを押しのけて、
「剣と魔法とドラゴンのバトルファンタジー」がこのジャンルでは大を成していくのか?
『ルーンクエスト』グローランサという世界。
78年発売。本気の世界がやってきた。
とにかく世界観や文化背景などを緻密に創りあげているファンタジーTRPGの名作中の名作というらしいこの世界。”グローランサ”なる世界。
ゲーム性のみならず、つまりオモチャとしての魅力に、超本格的なバックグラウンドを構築して没入度を飛躍的に高めたというらしい名盤中の名盤で傑作中の傑作ということらしい。
とにかく名作( ̄ー ̄)bグッ!
ちなみに日本のRPG『幻想水滸伝』にも直接的な影響があるキャラが居るとか。
ダッククランとか。
『ロードス島戦記』&『ソード・ワールドRPG』フォーセリアという世界。
86年?88年?~
日本に「剣と魔法のバトルファンタジー」を根付かせた
中2神
かもしれない。
実は。
自分がぜんぜん縁がないものだからぜんぜんわからないのだけど、ドラクエやFFより実はこのタイトルの存在がファンタジー世界の広がりに決定的な関与をしているのではなかろうか?
コンピュータゲーム以外の、
ライトノベルと呼ばれる小説における影響力はこの手のジャンルでは支配的といってもいい。
今では愛好者が中2病認定されてしまうバトルファンタジーの世界観も、当時は先進的なムーブメントであり、読み物の高尚なる一大ジャンルであったのだろう。
それがこのロードス島戦記から派生される”フォーセリア”なる一大空想世界であるという。
その広さは東京ドーム百無量大数(無量大数=一応数の単位)分に相当するのではなかろうか?
というくらい広がっているようだ。
「広い世界観の究極のファンタジー作りてー!!」
と思う子たちはもう諦めたほうがいいというほどの物量をほこる。
「シェアワールドということで人が好き勝手作りまくったカオスのようでいて纏まってる世界観」
なのかどうなのかあまりの広がりに3日坊主の好奇心ではぜんぜん追いつかない。
もうほんとにわからない。
実はわかってるのにそれをそのまま記すと長いし説明的になるからうまいこと砕いて話したりして複雑なところは道化を演じてウヤムヤにして知らないアピールでおちゃらけているとかじゃあなくてほんとにわからないからね。
それは恥ずかしいと思って調べるんだけど、
やっぱり判らへん。
もう何がわからないかがわからなくなってくる。
とにかくはじめは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』などを遊ぶ舞台として『ロードス島(?)』なるものが86年に何かの雑誌上で紹介されたのだとか。
もうこの時点でわからないよね。
ナニソレって。
ロードス島でダンジョンズ&ドラゴンズ遊んでもいいんですか?って。
ロードス島はエーゲ海のロードス島なら大好きですけれどもね。ロードス島攻防戦というヴェネツィアの暗躍と外交力の真髄が光った中世地中海世界のいち大事件なら大好きですけれどもね。
はーいさっぱりさっぱり。
(▽Д▼ )
そんでそれのリプレイ(プレイの記録?)が小説として出版されたのが88年。
それがヒットを飛ばして『ソード・ワールドRPG』などの派生を生み出し、
”世界フォーセリア”は広がりを続けるに至ったということである。
『ロードス島戦記』は小説やテレビゲームで、
『ソード・ワールドRPG』はテーブルトークRPGで、
それぞれ隆盛を極めたような感じ。
ロードスにもテーブルトークあるんだけど。
うん。
なんかそれでも基本はリプレイ本なるライトノベルが人気になっている印象だ。
日本のRPGがシナリオ重視でドンドン受動的になるのに似ていて、ゲームの部分よりはそういった「人のプレイを見る」とか読むとかそんなのが好きなのかもね日本人は。ゲーム実況とかさ。うん。
なんでかしらんけども。
ドラクエも元々からみんなでロープレやるように外から見ても何をやってるかわかるようにステータス表記したとか言っていたしさ。
それにしてもテーブルトークとかぜんぜん分からんて。
もうしらないっ。
まとめ
ロールプレイング(役割演技)という基準。
それ自体はもうドラマの俳優さんなどもロールプレイといえるのかな。そもそもが「役割を演じる」ということから付いている模様。
そういった意味ではこのブログでは目の敵にしているあのテイルズシリーズの標榜する「キャラクタープレイング」とやらは純粋な意味でのロールプレイングに相当するのやもしれないね。あのゲームはキャラクタープレイングとかゆうけったいなこと言うからにここでは取り扱っておりませんよー。ここは自らをロープレと称する(以下略)
しかし我々があの時代に得ていたものは演技であっただろうか?
「自分」が「そこに」いるかのように「感じられる」ことこそが我らがロールプレイングゲームの真骨頂ではなかったか。
やはりそういった意味では元々のロールプレイを飛び越えての価値を、家庭用ゲーム機RPGは作り出していたのではないだろうか。
もちろんその時々でさまざまな役割を与えられはするけれどもさ。実はレイドックの王子だったりさ。英雄ゲンカクに育てられた孤児だったりさ。
そして隆慶一郎先生の「影武者徳川家康」を思い出した。
(を原作とする原哲夫巨匠の画による漫画)
これはあの天下人で250年の泰平の世を築いた徳川幕府の創始者「徳川家康は関ヶ原で死んでいた!!」という設定のもとで、その影武者である世良田二郎三郎のその後の奮闘を描く超面白いおはなしだい。
いきなり寝返り工作をしていた陣営に大砲をぶっ放すとか、
温厚な家康が伝令の旗指を切り落として気勢を上げたとか、
史実に残っているちょっと変な記録をこれでもかと利用して本当に家康が暗殺されていたと思わせていく構成力にはびっくら仰天のおもしろさなんだぞ。
これも世良田二郎三郎による徳川家康という人物のロールプレイングということになるね。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
「おまえは爪を噛まなかった……」
!!??
次郎三郎は家康のこの癖だけが嫌いで真似をしなかったー
そんなもんだから当然ロールプレイング自体はいつからでも行われていたということだよね。うん。影武者家康説はオレの中では史実だしね。
そこに加えられたゲーム性。
『遊戯王』。
自分の中のテーブルトークRPGと言うものの記憶を掘り起こしてみるとこれだけがあったね。カードゲームとして日本第1位くらいのシェアを誇っていそうな(あくまで予想)このタイトルは「マジック&ウィザーズ」ばかりになる前は色々な遊びを扱っていた。遊戯王なのだし。そのなかで出てきたのが魔王ゾークを闇のゲームで倒すこのお話だ。当時ものすごくハマって読んでいたなー。
んまあそんなことでロールプレイングしながら、
「あっちを立てればこっちが立たず」というゲーム性を楽しんだということにしておこう。
インベーダーゲームやらのゲーム性にはないロールプレイという雰囲気つくり。
ロールプレイにはないゲーム性というテクニカルな遊び。
どっちもが揃ってRPGという形なのか。
「ごっこ遊び」ってしたじゃん。
オレの甥っ子なんかもよくやっているじゃん。
「この右手は必殺技だ!……だがこれをつかうことは……できない(真顔)」
とか超ウケるんですけど。
ヒーロー特有の葛藤とか演出してるんですけど。
でもみんなやったよね。
何かにハマるとすぐそれになりきって真似してみんなで同じようなことやって雰囲気を共有して遊んだじゃん。
そして夕方くらいには帰るやつじゃん。
何かになりきって遊ぶ。
何かになりきって(ロールプレイング)遊ぶ(ゲーム)。
そして何かとは大体は「人」だったりする。
なぜなら人が「何かになりたい」と思うのは「憧れ」からだからだ。
大体は。
そして人は人に憧れる。
そして人にはストーリーがある。
ロールプレイングゲームの「ゲーム性」と「ストーリー性」は天が授けた両天秤なのかもしれない。
現在ではスマホソーシャルゲームが隆盛し、
これらはゲーム性とソーシャル性によって成り立つ。
はっきり言って
「名作ロールプレイングゲームが生まれてくる下地はもう存在しないのかもしれないなあ」
などと思う次第である。
コミュの肴におひとついかがか?
テーブルトークRPG自体は逆に新しく感じたぞ。
何がOKで何がNGなのかの判断はどうなってるんだろうかと。テーブル囲んであんな事言ってみたりこんなこと出来るかと想像して、言ってはみたもののみんなに総ツッコミされたり。
人とワイワイやって遊ぶゲームは当然デジタルゲームもある。
マリオカートやオンラインゲームでも。
でも所詮さあ、
人とワイワイやるゲームってさあ、
人とワイワイやるのが楽しいのだからさあ、
ポケモンバトルドームでもいいわけじゃん。
ドラえもんのドンジャラでも。
つまりコミュの肴。
酒の肴てきなさ。
酒の肴は多いに越したことはないんだしさ。
唐揚げとか焼きチーズとか、あとなに?
なにか勝手に想像しておいてくださいよまったく。
そういった意味ではテーブルトークRPGというものも頼んでみたいもんですな。