- 2000年代PS2,PS3,GBA,GC,DS,Xboxの隠れ名作RPG
- 黄金の90年代過ぎ去りし日のRPG界。いわゆる「一本道シナリオ」の「スーパーJRPG」たちが最高潮に達したと思われるそのとき。しかしPS2時代でもありますから人によっては「ココこそが最盛期」という認識もあったりなかったりする。
- 「玉繭物語2」
- 「エターナルアルカディア レジェンド」
- 「ヴィーナス&ブレイブス」
- 「シャドウハーツ2」
- 「ラジアータストーリーズ」
- 「ガンダム トゥルーオデッセイ ~失われしGの伝説~」
- 「ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット」
- 「ユグドラ・ユニオン」
- 「サバイバルキッズ Lost in BLUE 2」
- 「トラスティベル ~ショパンの夢~」
- 「FolksSoul -失われた伝承-」
- 「アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩」
- 「すばらしきこのせかい」
- 「アヴァロンコード」
- 「無限航路」
- 「ラストレムナント」
- 「アークライズファンタジア」
- 「エンドオブエタニティ」
- 「ラストランカー」
- 「ラジアントヒストリア」
PS2,PS3,DS,GBA,GC,Xboxなどの2000年代隠れ名作RPG列伝。
RPG暗黒時代の名作たちという矛盾
技術の進歩によって「グラフィック&演出力」爆上げのなか、
時代の主流は「一本道」に。
そんな時代に生まれた多種多様なる隠れ名作RPGたち。
元祖ジブリ風RPG
玉繭物語2
ゲーム情報
1がね。
多くのジブリ作品を手がける近藤勝也によるビジュアルデザイン。「風の谷のナウシカ」における蟲キャラ、「もののけ姫」のような自然観などが相まってとにかくジブリ風なRPGなのだ。98年発売の初代「玉繭物語」はね。
※ジブリ…日本のアニメ映画業界に君臨した世界のスタジオジブリ。「千と千尋の神隠し」は邦画興行収益ランキング第1位を記録する。
でもここでは2。
黄金の90年代隠れRPG列伝にラインナップしそこねた結果無理くりねじ込んだ形になりましたよろしくお願いします。一応プレイ済みという好もありますのでよろしくお願いします。
蟲たちを生み出して、ポケモンのように連れ回しながら、ダンジョン踏破。
それが玉繭物語2。王道RPGデザインだった1に比べると大幅なデザインチェンジを果たし、ローグライクな育成ゲームになったようですな。ポケモンというよりはドラクエモンスターズのような。そしてソレよりはバトルが大分戦術的に展開され、奥深い反面時間がかかるという諸刃でもあった記憶がチラホラと。
2のオープニングがおもしろいんだよ
セガの野望を乗せた大作RPG
エターナルアルカディア レジェンド
ゲーム情報
大作空賊RPG
バルアとの熾烈な激突の中で最新鋭艦「デルフィナス」を一味の船として手に入れ、魔の空域の踏破や東方世界への到達、通説を覆す世界一周達成、ツキミハマチョウの生態解明や氷の大陸の発見など前人未到の快挙を次々と達成。
「飛空艇を操って大空ツーリング探索しながら王道RPGをする」
この大航海時代的アドベンチャー感。PS2から出していれば大ヒットしていただろう大作感。
PS2で出していればなあ
ドリキャスが打ち倒され、ようやくその呪縛から解き放たれたかと思いきや、
今度はゲームキューブに突っ込んじゃったんだもんなあ。
そして大空はグラブルのものに
それにしてもエターナルアルカディアレジェンドであります。
なんぞ「強い名前と強い名前をくっつけたらもっと強くなる」的なね。「スーパーアルティメットストライク」的なね。
セガの強い意気込みを感じます。
永遠の冒険活劇といえば「宝島やワンピースやグランディア」といった古典が有名だが、このエターナルアルカディアもその名にふさわしく「永遠の理想郷的なRPG」として隠れた名作RPGの様子。
ユウナの尻に隠された100年の名作
ヴィーナス&ブレイブス ~魔女と女神と滅びの予言~
ゲーム情報
隠れた名作とはこういうこと。
世代交代で描かれる「継承」と「別離」のモノクロームな物語。
代々受け継いで騎士団を強くする育成。
遠征をコントロールする戦略性。
ゲームのすべてが詰まっていた。
TOD2で観れる販促用ムービーは歴史に残るぜ
出会って別れて受け継いで死んでいくけどボクだけ死ねないRPG。
当時は「ファイナルファンタジー10-2」で大盛り上がりの世論と評価の中でこのゲームをプレイした人はどれだけいただろうかまったく。3月くらいの春休みの中を旧友たちとひっさしぶりに遊んだ際に知っていたやつは皆無であったメモリーがチラホラと。
ユウナのホットパンツで盛り上がりやがって
そして伝説の「ゲフャッハー」事件。
※一部のキャラの名前でこのようなキテレツなネーミングが用意されていたのでプレイヤーはこぞって採用して読みづらかった事件。
ゴシックホラーRPGというレア度
シャドウハーツ2
ゲーム情報
笑い狙いのデビルサマナー感。
もとは現実の世界大戦期をモデルにした怖い系のRPG。
玄人好みなグロリアル・フィクション・ミステリー的な舞台が売りだったこのシリーズらしいですけれど、このシャドウハーツでは大分マイルドに仕上げられてユーモア溢れる仕様になったことで裾野を広げた結果に高評価とユーザー数が増えたらしい。
メガテン系に親しいものあり
ネタ重視。キャラ立ち重視。
つまりは「メガテンのペルソナ化」にも比するというのがシャドウハーツ2なのである。
※ペルソナ化…女神転生はおもしろいのになんやかんやで黒くて怪しい雰囲気によってかよらずかあまり人が寄り付かなかったところ、少年少女たちのジュブナイルスタイルで売り出したところ持て囃されるようになった現象。
「史実に名を残す歴史上の人物たちのモデルが多数登場するパラレルワールド的な舞台観とミステリー調なシナリオ」がコアなファンを生み出したとか。
心を握りつぶされてスッキリしなすぎる名作RPG
ラジアータストーリーズ
ゲーム情報
ゆけゆけ桃色豚闘士団!!
桃色豚闘士団て。
※(ローズ・コション)と読む
主人公たちが所属する最初のコミュニティの名称からセンスがほとばしる暗黒時代中期の名作RPGラジアータストーリーズ。
開発はあのエニックスの懐刀を務めたRPG制作集団トライエース。
※代表作「スターオーシャン」・「ヴァルキリープロファイル」他
心を握り潰さんばかりのシナリオは黄金期に退けを取らず、「戦士ギルド テアトル・ヴァンクール」「僧侶ギルド 神聖オラシオン教団」「魔術師ギルド ヴァレス魔術学院」「盗賊ギルド ヴォイド・コミュニティー」等に属する多くのキャラクターたちが分刻みで活動するマチナカ遊びのシステムもかつての伝説たちに遅れるどころか上を掛けるデザイン。
そして待ち受ける、
「重大な決定への関与」
※ゲーム用語「重大な決定への関与」…一本道のシナリオの多いJRPGにおいてもゲームらしい選択の余地がある仕組みをこう呼ぶ。元は軍事用語。
数多の名ストーリーが人々を感動させてきたRPGはいつしかシナリオ編重の兆しを見せて遂にはそれが支配した映像化暗黒時代の「一本道シナリオブーム」。
そんな退屈を切り崩した一閃のゲーム的デザイン。
ペルソナなどにもみられる「重大な決定への関与」である。その影響力は凄まじく、ゲームに入り込みすぎて「素でVR状態」に入っている我々をさらに没入させ、
「心を揺さぶられる」では済まされない
心を握りつぶされる苦しさを与えるのだった。
キミは立ち直れるか!?
まさかイケイケの10代で心からハッピーエンドを望むことになるなんて。
組み上げるよろこび
ガンダム トゥルーオデッセイ ~失われしGの伝説~
ゲーム情報
意外にホンキな王道RPG。
ガンダムビルディングRPG。
ガンダムのゲームといえばバンダイが出すアニメそのままの「キャラゲー」的なアクション物が鉄板。スパロボはタイトルとして成立し、ナイトガンダム物語あたりがRPGとしての評価を得ている状況で、
真剣にRPGするガンダム。
往年の名作RPGのごときシナリオの中でガンダムのパーツを組み上げていく面白さが市場に評価されているようですな。
もとは「∀ガンダム」の続きとして始まったが、
大人の事情で完全オリジナル化したのだとか。逆に言えばそれだけ重厚感のあるシナリオや舞台設定の下地を持っているといえよう。
∀ガンダムは特に謎がありますし
哀愁がすごい文化庁推薦作
ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット
ゲーム情報
工場労働者の哀愁。
オレたち労働者はさんざんこき使われたあげく、用済みになればボロ雑巾のように捨てられるのさ。
とある労働者-バンピートロット2デモ
それがバンピートロット。「もう一つの産業革命」と題して「スチームパンクな工業文明における時代の移り変わり」をテーマにしたアドベンチャースタイルのゲーム。まあRPGみたいなもんでしょね。
「働く=労働」ではないことを知れるゲーム
もうすこし大人向けにして、
株式や土地開発などの資産繰り面をパワーアップした大人版バンピートロットなども欲しいところでありますねまったくよろしくお願いします龍が如くに続こう大人のゲーム運動を応援します。
いつだって時代は進み、ボクたちは取り残される。
だがそれがいい
まあつまり割と自由になんでもやれるゲームだね。そこまでハマらないのに、でもなぜか忘れられない時間を過ごすことになるゲーム。
関連記事・「ニートが仕事を考える闇-時代の流れが、僕たちにその歩幅を併せてくれないならば?-」/
可愛い顔してやることやってる系
ユグドラ・ユニオン
ゲーム情報
連合式コマ動かしSRPG。
それがユグドラ・ユニオン。語呂が良い。
エムブレムやタクティクスオウガのようなコマ動かしのシミュレーションRPGスタイルをベースに、「近くのユニット同士が連合(ユニオン)して戦う」システムを搭載して部隊を率いるイメージをアップさせてオリジナリティを生み出していると見て取れる作品かと。
つまり独自のバトルシステムが話題のゲーム
絵がこれ以上ないくらいユルユル系にしては、しっかりとした戦記を描くというヤツ。
「Dept. Heaven Episodes(デプト ヘヴン エピソーズ)」シリーズとして世界観を共有した展開がなされているとか。
よくわかりませんがよく見たことあるよねこの絵柄のゲーム
どM死にゲー
サバイバルキッズ Lost in BLUE 2
ゲーム情報
そりゃ現実は厳しいけども。
なにをやっても死ぬのがキホンのこの世界。なにかしても死ぬしなにもしなくとも死ぬという前門の虎・後門の狼状態。
ぼくはネズミ丼で切り抜けたよ!
カレー味にするとリアルでもなんとかイケるみたいだよ
まあ一言で言うと、
ゴリラからトランシーバーをゲットして脱出を図る稀有なゲーム。
なんだ。
サバイバルキッズにはそんなアホなことがあります
本格王道ショパンRPG
トラスティベル ~ショパンの夢~
ゲーム情報
剣と魔法のショパン
戦闘で瀕死のショパン。
超有名音楽家にして学校の音楽室の重鎮でもある通称“ピアノの詩人”こと「フレデリック・ショパン」のRPG。誰もが何のゲームなのか掴めずにいる中で発表され発売されていた問題作だった記憶がちらほらと。今でもよくわからないけど。
クラシック音楽が流れてるだけでもう泣けてくるのなんで。
それがショパンのチカラ
ちなみに「トラスティベル ~ショパンの夢~」というタイトルコールは中田譲治である。
いい声!!
オカルト記者とRPG
FolksSoul -失われた伝承-
ゲーム情報
一本釣りのミステリー。
PS3の忘れられし技術「SIXAXIS(シックスアクシス) 」
※つまりモーションセンサー
それをガンガンに活用された隠れ名作RPGであります。これはPS3の目玉システム(?)として話題になった6軸傾き感知機能を搭載したコントローラーならではの遊び感。
ライズフロムレアという竜乗りゲーだけやった
このゲームはそんな禁断の技術を用いた「妖精の魂的なやつをマグロのごとく一本釣りする」システムである。そしてゲームの調子は「オカルト・ミステリー・ファンタジー」といったオドロオドロしくも幻想的かつ先が気になるシナリオ展開を持つ。
全部くっつけると
オカルト・ミステリー・ファンタジー妖精一本釣りRPG
ということになりますよろしくどうぞ。
割りとやりたいタイプ
ヒュムノス語圏のRPG
アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩
ゲーム情報
「ムスメ調合」という発明。
※ムスメ調合…「ムスメ=レーヴァテイル=詩歌いの美少女たち」の「精神世界にダイブして共感する」というダンジョンシステムによってなんやかんやとゲーム的に有利になる展開に持ち込むシステムみたいだ
正直、名前負けするシステム感は否めず。
我々にとっては期待値が高いのだ
そして作中では「ヒュムノス語」なるオリジナル人工言語による詩が歌われるようで、プレイヤーたちはこの言語の解析に躍起になるというギミックを搭載。世界観はかなり作り込まれたSF。
「詩魔法」と「SFファンタジー」と「美少女」と「RPG」と「ヒュムノス語」と。
もうタグの連なりでゲームの特徴を示すことに慣れてしまっていますけれどもねこれだけゲームを見てくると。
でも的確に表せるから重宝
中でもこのアルトネリコ2の評価が高い。
21世紀マザー
すばらしきこのせかい
ゲーム情報
21世紀の現代RPG感。
任天堂の伝説的RPG「MOTHER(マザー)」がアメリカンな現代を舞台として冒険するのに似て、
こちらも当時最新の現代を舞台にしているDSの有名隠れRPG。
システムとしては「勇気を出してブランド物を身につけると強くなれる」という、新しい時代のMOTHERに相応しい今どきのマセガキ世相を先取りした形。
小学生ギャルとかいるもんなー最近はー
世界的に評価されているアクションRPGである。
ナゾ解きハードカバーRPG
アヴァロンコード
ゲーム情報
ハードカバーを叩きつけて情報収集。
※ハードカバー…色んな意味で硬い装丁の本
そのハードカバーの予言書が現れ、この預言書を用いて「コードというものを書き換えたり収集して世界の最後を看取って次世界へつなげようか」というらしい。
「次世界のために世界遺産をチョイスしていく使命」
なるテーマはどこか「ノアの方舟」やゲームで言えば「リンダキューブ」「天地創造」「アクトレイザー」級の名作感を漂わせるではありませんか。
DSじゃなく大作としても出せたテーマではないか
最後のセリフが女の名で死ねるか
無限航路
ゲーム情報
ザ・隠れ名作RPG
「このゲームほど隠れ名作という名に相応しいものもないのではなかろうか」というゲーム。
ヴィーナス&ブレイブスやラジアータストーリーズがテイルズで絡みで宣伝されたりトライエース&スクエニの業界有名タッグで売り出されたのに対し、
発売元がセガとはいえほぼ無名状態でポツーンと売られた無限航路。
個人的に「最もおもしろい隠れ名作RPGは?」と訊かれたら「無限航路」を挙げる。
ジャンルは「SF大河宇宙船劇」
歴史好き&戦記好きである自分がみても屈指の名戦劇だと思ったし、これからやって来る宇宙時代を考える事もできたし、それでいてミステリーチックなシナリオ運びによって先が気になるという名作RPGの定義にドハマリしているわけですよまったく。
「銀河英雄伝説」にミステリー要素を加えたかのような面白さがそこにはあった。
敵艦は前に出ているのから狙おう
プレイ戦記・「最後のセリフが女の名で死ねるかぁぁぁアアア!!!! 『無限航路』プレイ記」/
裏切りの超大作
ラストレムナント
ゲーム情報
PS3では出なかったユニオンバトル。
出るって言ったのに。
これまたRPGの大家スクウェア・エニックスが生み出した新バトルシステムが話題のラストレムナント。
部隊を集結して戦う“ユニオンバトル”が売り。
そして王道RPG。ソニープレイステーションの3代目であるPS3は当時から国産大作RPGに事欠く状況でありましたからこのタイトルは渇望されておりました(主にボクに)。
黒船Xboxのエースになったのでした
テイルズイズム継承
アークライズファンタジア
ゲーム情報
バトル以外テイルズ。
※テイルズオブシリーズ…黄金期中期に産声を上げてミスターJRPGと称されるまでに昇り上がった稀代のアクションJRPG
Wiiのテイルズ登場。「アークライズデスティニーがなぜ出ない?」レベル。
マジでバトル以外テイルズ。これはマジで。テイルズ関係者が関わっているらしくてそうなっている模様なんだけど「関係者が関わっているからってここまでテイルズになるのか」と言うくらいテイルズでしたね。
さすがテイルズ関係者
その他のスタッフも豪華でシナリオも哲理的でありつつキャラチャットも溢れて話が進まないところまでテイルズである。
むしろ「テイルズオブアークライズがなぜ出ない?」レベル。
セガサターンに欲しかった名作RPG
エンドオブエタニティ
ゲーム情報
銃とコメディーと渋谷ファッション。
RPG屋のトライエースが送り出した隠れ名作セガバージョン。
世界観的には「あらゆるネガティブな原因によって世界が荒廃した結果、人々はバーゼルという機械じかけの都市スペースにだけ生存できる終末デザイン」というシリアスなものだが、基本は「銃とコメディー社会」であると伺っております。あるいは「渋谷ファッションの着せ替え」を楽しんだりする。
それにしてもトライエース作品はほとんど隠れ名作になっていくのなんでやろ。
主人公が学校銃乱射事件の犯人だから?
ほぼ名作ボクサーRPG
ラストランカー
ゲーム情報
「あいつら全部ぶっ倒してオレがテッペンに立つ!!」
世界最強の六人、七騎士!
というシンプルなのか複雑なのか分からない面白さを持った、アクションのカプコンにしては割と珍しいRPGタイトル。
少年ジャンプ的なわかりやすいシンデレラストーリーが癖になる。
シナリオにFFシリーズやキンハの野島一成、同じく音楽に下村陽子、イラストはブレスオブファイアの吉川達哉などなど、
制作の布陣がやけに豪華な携帯機RPG。
世界ランクを駆け上がるシナリオまで書けるとは野島一成恐るべし
正直、“アクションのカプコン”にこのバトル創られたらスクエニの立つ瀬がないなと思った。
死亡フラグをへし折るRPG
ラジアント・ヒストリア
ゲーム情報
もしもあの時。
こんなはずではなかったと、もう一度祈りが届くならばと。
そんな経験ありませんか?
そこで奥さんこのラジアントヒストリアの出番です。
歴史を変えるRPG。
「グランヒストリア」というバンプレストから出た黄金期の隠れ名作RPGにも似たテーマがあったけれど、
アトラスの反骨精神の象徴。
どれだけ売れなくても悪魔合体し続けたアトラスは、とにかく時代の逆を行ったカウンターパンチを狙い続けた。
その相手は言うまでもなく
90年代のRPG黄金期が作り上げた怪物
ジャパニーズRPGによる一本道のシナリオ。
「一本の電車道に乗って景色を楽しむのがJRPGだ」というのなら、こっちは「ゴリゴリにプレイアブルアクションさせてやろうではないか」と打ち出したアトラス作品の数々は、
「やらされ感」に嫌気が差していたヤサグレゲーマー層をみごとに唸らせ続けた。
そりゃ自分からグイグイ行くファイトスタイルじゃなくてひたすらカウンターを狙う嫌味なファイターなんてマニアにしか受けへんねんもん。ひたすら寝技に持ち込むためにガードポジションで寝続けるようなもんやねんもん。
だがあえて言おう。
アトラスがなければ家庭用ゲームは廃れていたと。
ラジヒスの紹介はこちらから↓
参考・「「ラジアントヒストリア パーフェクトクロノロジー」プレイレポート。“面白さに誠実”に制作され,そして生まれ変わった名作RPG」4gamer.net さま/
まとめ
さてさて、
最後の方は2000年代というか2010年代のタイトルまで詰め込まれた豪華ラインナップでお届けされました
2000年代隠れ名作RPG(だとおもわれるもの)列伝。
まあそこは90年代編などでもどんぶり勘定の叙述ということでご容赦いただきたいキリが良いのでねこれは。
所感としては、
結構プレイしたなあ。
という感慨と、
どんなゲームでもやってる人はいるんだなあ。
という驚きと。
愛しさと切なさと心強さと