- RPG黄金の90年代RPGたち(パート2)
- RPGというよりTVゲーム全体が沸騰していた興隆期。その中核を担っていたのがファンタジーを主体としたRPGたちだった。名高いシリーズ作は単独列伝を組んでいるので単発の有名所をちょいちょい拾い上げていこう!
- 「アクトレイザー」
- 「ライブ・ア・ライブ」
- 「リンダキューブ」
- 「ゼルドナーシルト」
- 「moon(ムーン)」
- 「デュープリズム」
- 「ベイグラントストーリー」
- 「ガンパレード・マーチ」
90年代はRPG黄金の時代。
という位置づけにて追いかけ回しております当ブログ。
正直、売り上げ的にはそんなに売れてはいない。
旧スクウェアRPGやエニックス作、そしてプレステの全面バックアップを受けたアークザラッドみたいなものぐらいが大きく売れていた程度なんですけれど。
★パート1「黄金の90年代プレステ×スーファミ隠れ名作RPGたちを追う!! ~ルドラの秘宝からロックマンダッシュまで~」
アクトレイザー
SFC「アクトレイザー」
1990年発売 スーパーファミコン
ゲーム情報
「アクトレイザー」の仲間たち
アクトレイザー2 沈黙への聖戦
アクトレイザー2 沈黙への聖戦/アマゾン・アソシエイトリンク
アクションゲームに舵を取りすぎたみたい。
なんでかこのブランドはせっかく「アクション×シミュレーション」を開拓したというのにアクションへ突っ込んでいって埋まってしまった感がある。
世はゼルダやマリオだったもんな~時代の圧はしょうがないか~。
46億年物語
「壮大さ」はアクトレイザーしかり天地創造しかり。タイトル名が気になりすぎたから。
ストーリー/そりゃ魔王が人気になるわけだわ。
神と魔王がいた。
両者のチカラは拮抗し、世界は保たれているかに見えた。
だがいつまでも永遠は存在しない。それはまやかしだ。何かに依っている以上、それは必ず失われる時が来る。
だが現状がそうである以上は誰も問題にしたがらないのだ。
そのリスクのすべてを負って魔王は神へと挑んだ。
そして勝ったのだ。
多大なリスクを負って得た勝利は彼に莫大な権利を与えることになり、
この世から人間が抹消されたのだった。
よくやった魔王よ!
これでこのクソな世界も終わりだ!
世界の救世主だ!
しかしまたこの平和を覆そうとする人間が現れる。
その繰り返し。
名作っぷり評価世論
「#アクトレイザーの名作っぷり」でツイートしてもいいよ
「思い出」「すごさ」「おもしろさ」なんでも。フライングニートマンから絡まれることあるのでお気をつけ。たぶん。
「アクトレイザーの世論と評価」
あらん限りの賞賛をあびせても足りない名作。
「アクション×シミュレーション」で有名な「天地創造」ブランドの傑作、
そのもう一振り。
コーエーの「RPG×シミュレーション(リコエイションと言い張る)」に勝るとも劣らない大開拓である。
このアクトレイザーは「アクションしながら世界づくりにも精を出す」という「ゲーム性の権化」みたいなモノで、
熱狂も深く頷ける。
皆まで言うな、わかってるから。届いているからその面白さはオレの心の最も深いところに届いているから。これがやりたかったんだよ我々は。
あの世で俺にわび続けろオルステッドーーーーッ!!!!
ライブ・ア・ライブ
ライブ ア ライブ/アマゾン・アソシエイトリンク
1994年発売 スーパーファミコン
ゲーム情報
ストーリー/7つの生死、1つの生死、最後の生死。
原始編では「接触」
幕末編では「密命」
功夫編では「伝承」
西部編では「放浪」
現代編では「最強」
近未来編では「流動」
SF編では「機心」
などなどが描かれるそうだ。
名作っぷり評価世論
「#ライブアライブの名作っぷり」でツイートしてもいいよ
「思い出」「すごさ」「おもしろさ」なんでも。フライングニートマンから絡まれることあるのでお気をつけ。たぶん。
「ライブアライブの世論と評価」
よくわからない仕組みと無数の感動。
原始編、幕末編、功夫編、西部編、現代編、近未来編、SF編の7本のシナリオ&主人公たちによるクリアが求められる。
あまりにスペシャル過ぎるこのデザイン。
こんなのみたことない。
「小学館とスクウェア帝国とのコラボ」ということで始まり、「名探偵コナン」の青山剛昌や「おぼっちゃまくん」の小林よしのり、TVドラマ「アオイホオノ」が面白かった島本和彦などがキャラクターデザインを手がけたという。
絶大な評価を勝ち得ている作品。
参考・「【投票】自分史上1番他者にオススメしたいRPGは?」第1回第1位はライブアライブだった件
当ブログでひっそりとすすり泣く声が聞こえてくる中に開催された「第一回オレイチ史上最高のRPG決定投票」において8票を獲得し王座を戴冠した実績からも分かるとおり、
その評価は時代を超えて語り継がれている。
売上は約27万本とのこと。
参考・「リメイクを望む名作『ライブ・ア・ライブ』20周年記念。本作を語れば、人はみんな1つになれる……なあ……そうだろ 松ッ!!【周年連載】」電撃オンライン さま
リンダキューブ
リンダキューブ/アマゾン・アソシエイトリンク
1995年発売 PCエンジン
ゲーム情報
「リンダキューブ」の仲間たち
PS版「リンダキューブ アゲイン」
リンダ キューブアゲイン/アマゾン・アソシエイトリンク
バランスが良くなり「ヒロインのイラストがレベルアップした」とかのプレステ版。
リンダキューブはPCエンジンのゲームだが、結局はこちらのプレステ版の方が有名になってしまったとかそらそうやプレステには誰も勝てん。
ゲームアーカイブにあるのでPS3かPSPがあればダウンロードでプレイが可能だ!!
良かったプレステ化してε-(´∀`*)ホッ
ストーリー/リンダとどれだけイチャつくか=種の補完計画=実質
人類がテラフォーミングして新たに移り住んだ惑星「ネオケニア」。
しかしこの惑星も「8年後に隕石か何かの衝突は避けられない」ものとの見通しが高くなってしまう。
そんな中、ケンとリンダは動物たちのツガイ(オスとメス)を集めて脱出する使命を託された…?
のか?
失楽園的な逃避行なのか?
そういったところは是非プレイで確認!!
名作っぷり評価世論
「#リンダキューブの名作っぷり」でツイートしてもいいよ
「思い出」「すごさ」「おもしろさ」なんでも。フライングニートマンから絡まれることあるのでお気をつけ。たぶん。
「リンダキューブの世論と評価」
「♂♀動物補完計画』とティッシュの減る野宿。
「サイコスリラー+ハンティングRPG(18歳以上推奨)」
とされる鬼才の逸品。
「王道ばかり作っていたら飽きたしクリエイターの血が疼いた」
ということでリリースされたとか。
結果、それに恥じない鬼作が誕生したようだ。
「俺の屍を越えてゆけ」でも発揮されたゲームデザインはここでも発揮。
「種の保全をめざす大人のポケモン(18推)」みたいなゲームらしい。
滅びゆく惑星の「種の保全」のために「惑星に生息する動物たちをコンプリートハンティング」しつつ、夜な夜なリンダと種の保全。やかましわ。
参考・「【今から遊ぶ不朽のRPG】第4回『リンダキューブアゲイン』(1997)」game*spark さま
ゼルドナーシルト
ゼルドナーシルト/アマゾン・アソシエイトリンク
1997年発売 プレイステーション
ゲーム情報
ストーリー/かくして英雄は生まれる。
リグリア大陸を二分する2つの大国、西のラーガイル王国と東の神聖ラーナ帝国の覇権争い。
だが、
ラーガイル国王の死去とともに大陸は動乱する。
幼いころに戦乱で両親を失いその後に傭兵団に拾われ育った主人公はこのチャンスをモノにできるのか!?
だが、君にとってはまたとない好機だ。戦乱が覇者をつくる。この機を掴んで君は英雄になれ。byプリンツ・オイゲン
名作っぷり評価世論
「#ゼルドナーシルトの名作っぷり」でツイートしてもいいよ
「思い出」「すごさ」「おもしろさ」なんでも。フライングニートマンから絡まれることあるのでお気をつけ。たぶん。
「ゼルドナーシルトの世論と評価」
歴史のコーエーが放っていたもう一つの名作。
皆さんご存知コーエーの隠し子的名作RPG「ジルオール」は有名ですけれども。勿論ご承知のことと思います。
しかし実はもう一発のラッキーパンチを繰り出していたのであります。RPG黄金期においてはあまり知られることのないコーエーの中世ファンタジー調RPG。それがこのゼルドナーシルトだ。
バトルシステムがほぼリアルガチ。
このタイトルはいわゆる「コマ動かしシミュレーションRPG」とされる部類に入る。ファイアーエムブレムやタクティクスオウガなどのアレ。しかし戦闘システムが斬新で、「隊列を指揮して本当に軍を指揮しているような戦い方」をするのだ。まあやってみれば分かるねそこは。
そしてジルオールと同じでフリーシナリオで進行する。
王国の守護神にして至高の槍騎士フランソワ!
最強に最も近い漢にして双竜騎士団長フェルディナント!
共和制にその双刀を捧げた老雄のアルベルト!
北国の巨人グスタフと女騎士フレデリカの怪物夫婦!
恋人のために世界統一を目論む時代の寵児ウィレム王子!
…などなど
「戦記モノ」とか「最強の騎士」とか好きな我々にはたまらないゲームなのだった!!
※「メールプラーナ(ガストブランド)」や「ロイヤルブラッド」やらもあるぞ!
moon(ムーン)
moon/アマゾン・アソシエイトリンク
1997年発売 プレイステーション
ゲーム情報
「ラブデリック系」の仲間たち
チュウリップ
勇者ヤマダくん
奇々怪々なゲームデザインが好きなチームなのかラブデ系。
ストーリー/ゲームの中に入ると殺伐としていたってワケ
邪悪龍とのハーフというチート能力をもった怪傑勇者がラブデガルド世界を救う的なゲームを遊んでいたボクはそのゲームに入り込んでしまった。
しょうじきおもうてたんとだいぶ違うかった。
だからボクはラブを集めることにした。
ラブ教徒の道を歩いて布教することにしたんだ。
名作っぷり評価世論
「#moonの名作っぷり」でツイートしてもいいよ
「moonの名作っぷり」をつぶやく
「思い出」「すごさ」「おもしろさ」なんでも。フライングニートマンから絡まれることあるのでお気をつけ。たぶん。
moonの世論と評価
目に見えないラブ。
それが目に見えないラブ。
アンチ勇者論。
そんな「反キリスト」ばりな「反勇者説」を唱えて歴史の闇に葬られたメッセージ性の塊な隠れ名作RPGがムーンであるといいますよ。
「桃太郎っていきなり鬼ヶ島にやって来て蹂躙して鬼社会ぶっこわしとるやん!いくら悪くてもGHQは日本を潰さなかったやん!」
そんな具合に多様な視点から映し出される童話もありますが、今作はまさにそれをRPGの常識でやっちまったみたいでございます。
開発の中心はあのスーパーマリオRPGを産み出したスタッフたちであるとか。(ラブデリック)
何ぞクレイアニメのようにチャカチャカ動き、アメリカンキッズアニメのように特徴的な挙動をするキャラクターたちによって描かれる王道RPGディスり。
ダーク・マザー的な印象もある。
デュープリズム
デュープリズム/アマゾン・アソシエイトリンク
1999年発売 プレイステーション
ゲーム情報
ストーリー/やはり宝と冒険が黄金比
あらゆる願いを叶える究極の魔法遺産「デュープリズム」
「愛するものを生き返らせるために旅立つルウ」と「破天荒すぎて王位継承権を剥奪された王女のミント」たちが奇想天外奇々怪々な冒険活劇を繰り広げるのか!?
名作っぷり評価世論
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「思い出」「すごさ」「おもしろさ」なんでも。フライングニートマンから絡まれることあるのでお気をつけ。たぶん。
「デュープリズムの世論と評価」
ザ・冒険活劇!/ver.スクウェア帝国
「アクションRPG」として軽快で、
「冒険活劇」として軽妙で、
「ゲームボリューム」も軽量で、
「This isサイコーにちょうどいいRPG」
だとか。
パラサイト・イヴだとかフロントミッションだとか、どこかスクウェアは「ゴリゴリのシネマティックストーリーを推し出していくのか」と思われた矢先に、こんな「王道たる少年少女の冒険活劇」まで送り出してきたのだった。
この頃のスクウェアは「上下左右あらゆるタイプのRPGを生み出せた」恐ろしさが漂っている。
あの“青春の象徴”と名高き「グランディア」と並ぶかも知れない冒険活劇かも知れないのだ。
こうしてみると改めてRPGの大家スクウェア帝国の繁栄はうなずけるが、「これがやがて吸収合併されなくてはやっていけなくなった」というのも恐ろしい話やで。
ベイグラントストーリー
ベイグラントストーリー/アマゾン・アソシエイトリンク
2000年発売 プレイステーション
ゲーム情報
ストーリー/グッドシナリオストーリー
-グレイランド事件-
カルト教団が王国の重鎮「バルドルバ公爵」邸を襲撃し、占拠するところから始まる。
王国の治安維持騎士団は事態収拾の先鋒として「重犯罪処理班リスクブレイカー」のエージェントであるアシュレイ・ライオットを派遣。
この匂う展開はやっぱりしかし!!
なんやかんやとあってアシュレイはバルドルバ公爵の暗殺犯に仕立て上げられてしまう!!
名作っぷり評価世論
「#ベイグラントストーリーの名作っぷり」でツイートしてもいいよ
「思い出」「すごさ」「おもしろさ」なんでも。フライングニートマンから絡まれることあるのでお気をつけ。たぶん。
「ベイグラントストーリーの世論と評価」
ドラクエ、FFと並び立つ“第三極”を生み出せた男。※
天才ゲームクリエイター、松野泰己作。
あの戦記ゲームの至宝と涙を流される「タクティクスオウガ」や100万本セールスを記録させた「FFタクティクス」を創り出した。
しっかし娯楽ゲームとしてどうなのこの重厚さは?
みたいな「複雑なゲームシステム(だがそれがいい)」などによって賛否両論を巻き起こす新規タイトルRPG。それがベイグラントストーリー。
プレイステーションの末期に登場とあって「ゲームとしてのグラフィックスや用いられる技術などもプレステ最高峰」とされ、あの「ファミ通レビューにおいて40点満点」を獲得したという。
国内売上は30万本程度にとどまったみたい。「スクウェア帝国&オウガの松野作」にしては大人しめである。
だって、坂口と同じ方向で、かつ彼を超える可能性のある唯一の天才が松野泰己だったんだから。
参考※「だって、坂口と同じ方向で、かつ彼を超える可能性のある唯一の天才が松野泰己だったんだから」電ファミニコゲーマー さま
記事内メイサクカロネード
高機動幻想ガンパレード・マーチ
高機動幻想ガンパレード・マーチ/アマゾン・アソシエイトリンク
2000年発売 プレイステーション
ゲーム情報
「ガンパレ」の仲間たち
ガンパレード・オーケストラ(3部作)
ガンパレード・オーケストラ白の章/アマゾン・アソシエイトリンク
第一弾「白の章」が2006年PS2で発売。その後、同年中に「緑の章」「青の章」がすぐさまリリース。
今度は東北戦線だ!!
ということで、
グラフィックが大幅グレードアップしたガンパレ。
システム周りやゲームデザイン自体はこっちのほうが好き。
ただAIが残念に。
もともとガンパレはAIによる自律思考プログラム的なアドリブ展開も特徴のひとつだったんだけど、続編以降のAIは明らかにやり過ぎで、うまく機能してなかったね。
ゆえにオーケストラは「演出力がかなり下がったガンパレ」に。
ただしキャラクターや設定自体は前作に勝るとも劣らない、個人的には優っているとすら思える愉快さだと思ってるよ。
でもこれをプレイしていた2011年当時はネットなんか全くしていなかったので「白の章」以外を購入できずそのまま。地元の店にはないんだよ他が。
Amazonの商品数はやばいんだよ改めて考えると。
絢爛舞踏祭
絢爛舞踏祭/アマゾン・アソシエイトリンク
2005年PS2で発売。自由と狂気は紙一重。
やっぱりAIの暴走。
2017年の今日では最新のものになっていてAIの話題もよく出てくるけど、この技術自体はかなり昔からあったね。
ゲームでも用いられていて、絢爛舞踏祭なんてその実験場みたいなゲーム。
でも精度が高くないので、「イベントにしてくれたほうがよかった」というあたりまえなオチ。
一応ガンパレのキャラクターの子孫だったり、冷凍保存されて未来で目覚めた設定の当時キャラなんかも出てくるヤバいゲーム。
ちなみに開発はあのリンダキューブをつくったアルファシステム。
変なゲーム好きなんやな。
その他にも「幻世虚構 精霊機導弾 ELEMENTAL GEARBOLT」や「式神の城」などのゲームで世界観の共通がみられる。
ストーリー/「幻獣」の襲来に対抗する学徒と「決戦存在」
世界大戦中に現れた「黒い月」と「幻獣」によって人類は共同戦線を張ることになった。
が、ほとんどボコボコの状態になってアメリカとアフリカの一部、そして日本だけが人類の生存圏となってしまうのだった。
遂に幻獣が日本の九州に上陸!
日本自衛軍は「熊本を要塞化」し決戦の準備にかかる!
だがまだ時間が足りない!
それまでの時間稼ぎとして10代の子どもたちで構成される学徒兵が戦地へ送られるのだった……。
名作っぷり評価世論
「#ガンパレード・マーチの名作っぷり」でツイートしてもいいよ
「思い出」「すごさ」「おもしろさ」なんでも。フライングニートマンから絡まれることあるのでお気をつけ。たぶん。
「ガンパレード・マーチの世論と評価」
表は「学徒ジュブナイル戦記」
裏は「ドロドロイカレ世界」
普通にプレイする分には「自由度MAXなコミュニケーションミリタリーシミュレーションRPG」みたいな楽しみが堪能できる。
ナゾの敵性生物「幻獣」の出現に戦線が崩壊していくなか、戦力の足りない熊本で結成された学徒兵たちの悲壮なる決死の戦い。ガンパレード・マーチ。
人類のうちで男と女が1人づつ生き残れば我々の勝利だ!!!!
さあ!
あなたの差し出す手を取って!
あの運命に打ち勝とう!!
これが広告費をほぼかけずに「口コミだけで約20万本を売った」奇跡のゲームがもたらす興奮です。
ただ「このセカイ」は基本的に「かなりおかしい」ので後々掘り進めていくにはご用心あれ。
ゲーム内のキャラクターのなにげない行動の裏に「そんな理由があったのか」なんていうのは日常茶飯事で、
ときにブラックに蠢くミステリースピリチュアル調なカオスっぷり。
「普通にゲームをプレイしていれば学徒たちの光輝な青春戦記が楽しめる」
だけで終われるし、
「裏を覗いてみればその光が落とす大きな影も楽しめる」
という2重の面白さがこのゲームにはあるのだ。
裏を覗くことは「自分の中にある既成概念や常識をぶっこわして、逆に何も考えずに眺めていたい場合」において映画「マッドマックス 怒りのデスロード」同様に有効だ。
「オレは怖えよ……。おまえはまたそうやって笑うけどよ。その笑った顔のままオレを刺せるって。そう思っちまうんだよ。」
めざせ英雄の妖精『絢爛舞踏』!
めざせ「人外の何か」!
めざせ「人類の決戦存在」!
君がいないなら心だっていらないからこのセカイも消えてしまえ。
byマクロスフロンティア
魔法少女まどか☆マギカを観ないのはこれが原因だね。
他にも「ベアルファレス」やら「ロイヤルブラッド(コーエーRPG)」やらとありますけれど、
もう売上やらの問題もありますしね。
そうなるともう黄金期の名作というブランドも崩壊していくということでまあまあ。
プロフカードぼたん
書いてるひと:キャプテン・フライングニートマン・ムラクモ - 昭和のラストサンにして平成と歩みを同じくし、ドラクエ6及びFF7の両翼に導かれた世代。ただし「三国志」とか「パワプロ」のほうが好き。ゲームをプレイしないことで有名なゲームライター。最もプレイしたRPG3選といえば「テイルズ」「ドラクエ」「幻水」やで。ただ「RPGの歴史を追ったもの」とだけ今は記しておこう……。
-90'黄金時代RPG, 名作ロープレの歴史
-コマ動かしSRPG, フリーシナリオ, 名作RPG, 外道なヤツ, 学園ジュヴナイル, 戦記モノ, 旧・スクウェア帝国, 玄人マニア向け, 隠れ名作RPG