プライドとカネの“火花”が咲いた
これにてファルコム諸島を脱出します。
RPGのゲームとしての起源を追いかけ回し「ロープレ三大始祖」に相まみえ、あるいは「ロープレ御三家」や「三大ロープレ」にも挨拶した。「国産三大RPG(初代)」なんて言うものもあった。
もううんざりだ。
さっさと現代へ還ろう。
0から1000までの軌跡を辿って。
「英雄伝説」って何?
「ほぼ軌跡シリーズ。」
じゃあ「軌跡シリーズって何?」つってね。
「ストーリーRPG」
つってね。
参考・「ドラゴンスレイヤー&英雄伝説シリーズ」ゲームカタログ@Wiki さま
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名作トピック(ほぼ軌跡シリーズ)
早くストーリーを進めてほしい(ファン談)
オンライン版などを打ち出しても怒られるだけ。
※オンライン版…暁の軌跡
そんなことをしていると怒られてさっさとストーリーを進めていってほしいと言われるわけ。
それほどに「ストーリーが良く出来ているRPG」であり、むしろ「小説を読むようにプレイするRPG」であることが売りになっているみたい。
繋がった世界観!
繋がったシナリオ!
ゲーム内のすべてが「3年間」に凝縮しているらしい!
全て軌跡シリーズのこと。
売上
(*´∀`*)
もういいや売上なんて。
ないもんはとことんないし、
あったらあったで多すぎるし。
参照「Wikipedia」
歴代タイトル
- 英雄伝説シリーズと軌跡シリーズ
- それまでの国産RPGを先導してきたファルコムが、「ドラクエフィーバーに当てられて生み出したようなタイトル」ではないかな。だがそれがファルコムブランドにおける「アクションRPGのイース」のいない間に送り出された「もう一つの看板タイトル」になっていったのだった。
- 「ドラゴンスレイヤー英雄伝説」
- 「ドラゴンスレイヤー英雄伝説2」
- 「英雄伝説3/白き魔女」
- 「英雄伝説4/朱紅い雫」
- 「英雄伝説5/海の檻歌」
- 「空の軌跡-英雄伝説6」
- 「零と碧の軌跡-英雄伝説7」
- 「閃の軌跡-英雄伝説8」
- 「その他スペシャルコンテンツ」
大きく分けるとその島々は3つに大別されている。
イセルハーサ編
1作目!どっちなんだよ。
ドラゴンスレイヤー英雄伝説
ゲーム情報
異例のコマンドバトル!というかドラクエ化!
ドラクエ化を果たしたかつての国産RPG絶対王者ファルコムの“アクションRPG”ドラスレシリーズ。英雄ドラゴンクエストの登場によってRPG市場がひっくり返った1980年代後期。
PCゲーム史上最大の売上を記録する「ザナドゥ」が40万本の大記録。
ドラクエは150万本を記録。
2作目となると240万本。3作目は未曾有の行列とともに400万本に迫る勢いだった。文字通り、「ドラクエ以後」ではRPG市場のケタが変わってしまっていた。
「……フィールドマップとコマンドバトルでいくか。」
ドラスレシリーズとて、
その誘惑には抗えきれなかったのだろう。
2作目!やっぱりどっちなんだよ。
ドラゴンスレイヤー 英雄伝説Ⅱ
ゲーム情報
ドラスレの7作目なのか、
英雄伝説の2作目なのか。
もうっ
ガガーブトリロジー編
3作目!
英雄伝説III 白き魔女
ゲーム情報
シナリオ推し。
さすが「単なる海外の流行りものを輸入しただけではなくて、国産RPGとして昇華させたファルコム」である。ドラクエ化の波が押し寄せるのならば、「飲み込まれるのではなく、乗りこなしてやれ」とばかりにこの路線を継続。
「このドラクエテンプレは、やがてこうなる。」
「JRPG」の未来をしっかり掴み取って、「ゲーム性よりもシナリオで引き寄せる」路線を乗り進んだのだった。自らのお家芸であるアクションRPGは「ys(イース)」でやるし。
4作目!
英雄伝説IV 朱紅い雫
ゲーム情報
プレイ済み。
「ガガープ三部作」ということで、いや、ということだから、それほどシステム上の違いなどはないだろうから我がメモリーの表明のみ。
このゲームはPSP版だけプレイしたね。
システムは本当に簡素な古典RPGスタイル。後はシナリオとの兼ね合いでうまいこと進んでいく。それはどっちもが変に暴走し過ぎないちょうど良さ。
ゴチャゴチャしてわかりづらくなって「で?なんだって?」みたいな迷いが無く、「こっちいってあっていってイベント見てさあこれを見て!」みたいな指示厨でもなく、
二人三脚で寄り添いながら進めていける「優しいRPG」だったぜ。
5作目!
英雄伝説V 海の檻歌
ゲーム情報
これもやった。
楽器で奏でるRPG的なジャンル。
ソロ、ハーモニー、アンサンブル……よく「三位一体のハーモニー!」みたいな表記を見るけど「それだったらアンサンブルの方がより実像を駆り立てて表現できるのに!」ってなツッコミが入れられるようになったのはこのゲームのおかげ!
よくわからない記憶と共に私は生きていきます。
そしてやはり動画資料において海外ヌシ様に助けられる。台湾ユーザーさんもいらっしゃるワールドワイドな評価を持つのが英雄伝説か。
軌跡シリーズ
参考・「英雄伝説 軌跡シリーズの年表(劇中)」Wikipedia
6作目!新シリーズ開幕す
英雄伝説VI 空の軌跡
ゲーム情報
大河RPGの開幕。
空の軌跡FC
こちらが現代にもその活劇を轟かしている「軌跡シリーズ」である。大河というか、「劇中での時間軸はそれほど長くなく数年程度らしい」がとにかく現代に続いているシリーズ。
ストーリー偏重がもたらした「JRPG永遠の病を発症しない稀有なストーリーRPG」か。
黎明の国産RPG時代-
客をかっさらわれたドラクエフィーバーの黄金期-
黄金の大波をやり過ごし、乗りこなした新路線-
ゲームだからゲーム的に面白くなくてはいけない。
でも稼がなくてはいけない。
シナリオを緻密に編み込みつつ、
プレイヤーを強引に引っ張りすぎてもいけない。
でも稼がなくてはいけない。
ドラクエやFFになってはいけない。
なぜなら我々はあの日本ファルコムだから。
でも稼がなくてはいけない。
プライドとカネがぶつかった「ストーリーRPG」という火花の「種」は、
00年代の映像魔界化時代を耐え忍び、
むしろそれを土壌にしてひっそりと芽吹き、
ここに咲き誇った。
大輪とはいえないが、
それはたしかに美しかった。
軌跡シリーズを謳ってみた #1
空の軌跡SC
すべての伏線が回収されるからやらなくてはならない。
とか。
2ではないのだ。後編なのだ。
やるものなのだ。
空の軌跡 the 3rd
後日談的な。
だからやるものなのだ。3ではないのだ。
私はやったのだ。
というかこれからやったのだ。
勿論、意味がわからなかった。
売ってたからやったのだ。
7作目!刑事ファンタジー登場!
英雄伝説VII 零の軌跡
ゲーム情報
★「ユーザーズチョイス賞!」
※PlayStation Awards
★「一番おもしろかったゲーム2010」の第5位
※電撃オンラインアワード
★「日本ゲーム大賞/2011」優秀賞
受賞。
おめでとうございます。
m(_ _)m
売上とは別に、評価は評価として存在しているわけだ。「評価されたものが売れるとは限らない」ということは「大人になってから2年目くらいに知っておきたいキーワード」第2位だね。
英雄伝説VII 碧の軌跡
ゲーム情報
★「日本ゲーム大賞/2011」フューチャー部門
受賞。
「未来へ残る遺産」としてか、「未来を先取りしている」という意味か、「新しいタイプのシナリオ」なのかどうかよくわからないけどとにかく受賞おめでとうございます。
8作目!ミリタリー学園ファンタジー登場!
英雄伝説Ⅷ 閃の軌跡
ゲーム情報
0から1000へ。
それが閃の軌跡。
前作シリーズの「零(ゼロ)」から、
なにが「閃(1000)」になったのか?
「ただゴロが良いだけだろ」と済ませてしまいたいところだが、
キャッチコピーに据えてしまったのでそれでは済まされない。
かといってこのシリーズはまだ完結を見ていない、
2017年現在進行系の最新シリーズである。
だからオンラインなどやっていると怒られるハメになるわけだった。
英雄伝説Ⅷ 閃の軌跡2
なにやらロボロマンスも溢れているらしいね。
英雄伝説Ⅷ 閃の軌跡3
遂に完結する1000シリーズか。
ゼロから1000になったのか?それは2017年9月に明らかとなる。
だが軌跡シリーズはまだまだつづくぞ!
その他のスペシャルコンテンツ
英雄伝説 那由多の軌跡
まったく別物らしい。
単品としてはかなり高評価できるが、全くぜんぜん軌跡シリーズではないらしい。よくある話。なにがしたくて作ったのか。
参考・「タイトルで名作になれなかった不遇のアクションRPG「那由多の軌跡」」androgamer.net さま
英雄伝説 暁の軌跡
怒られるオンライン。
「早くストーリーをやれよ」と愛の叱咤を受け続ける、それこそが英雄伝説-軌跡シリーズがつづく理由なのかもしれませんね。
英雄伝説 暁の軌跡モバイル
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やればたちまちストーリー中毒必死。
名キャラ列伝
セリオス
よくライアスの目を盗んでは、趣味のスライムいじめに興じていた。
これは本当だろうか?
というかウィキペディアの仕事じゃないでしょこの書き方はこれは全くオレの仕事でしょウィキペディア崩しはオレのでしょ全く。
もうちょっとちゃんと真面目に書いてほしい。
エステル・ブライト
色気はないが素材は良し。
と評されているシリーズの爆弾娘。
軌跡シリーズ第一作目のメインヒロイン様であらせられよう。この「ストーリー至高タイトル」においてさえその存在感は際立っており、
「ハリウッドのトップ女優クラスなビッグネーム」であると捉えてもらって差し支えない。
ジャッキーとかと同枠なアクション・スター枠
エリィ・マクダエル
「おっきい」オパーイが武器。
大都市クロスベルの「市長令嬢」にして「市警」というところも武器。一方で、「幽霊などのホラーが苦手属性」を備えているのも武器だ。
もう武器しか搭載していないんだこの子は。
やたらめったら武器なんだどうしてくれようよろしくお願いします。
m(_ _)m
デッサン力が非常に高い絵師さんに描かれたこともあって、
そのグラマー度はRPG史上最高峰とまで云われている。
たとえ云われていなくともボクが言うよ。
ボクが言うから。
史上最高だって。
ボクが言うから。
いま「英雄伝説」を楽しむならおすすめはどれから?
やっぱり「空の軌跡FC」からでしょ!
ガガーブトリロジーも古典的なRPGとしてキレイに纏まっているけれど、英雄伝説といえばもはや軌跡シリーズとなっている以上、その原点となれば
★「空の軌跡FC」であり、続編の「空の軌跡SC」となるだろう。
PS3版
PSヴィータ版
なんとPS3版(据え置き機)やPSヴィータ版(携帯機)も出ている(FC、SC、3rd連作で)!!!
PSP版とドチラにするかは「持っているハードで決めて良い」と思うね。どのハードもあるならば、自分はPSヴィータ版にしとく。新しいし。いわゆる近代改修されているらしいし。評価高いし。
それらが気に入れば「次」が出てくるというわけで、
その時はこの記事を思い出してなにをやればよいのか確認していただくというわけですな。
またのご来店をお待ちしておりますありがとうございました。
まとめ
0から1000のキセキ
日本に「RPG」という文化を「0」から根付かせたファルコムたち黎明期の国産RPGたち。
ドラゴンクエストの登場で変わった世界もみた。
「ドラゴンスレイヤー英雄伝説」が生まれた。
ドラクエフィーバーによって飛躍した黄金時代もあった。
「英雄伝説シリーズ」が生まれた。
その空が落ちてしまった映像化暗黒時代もあった。
「軌跡シリーズ」が生まれた。
全部を知ってるゲームシリーズ。
ミスター・名作RPGシリーズである。
今日の日が1000だとしたら、
まさに「0から1000の軌跡」を描いているのがこのシリーズ。
仮にね。仮に1000だとしてね。
そんなことでうまいこと言っておきましょう。
さあ飛ぶぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これにてRPGのルーツをみたり。
このタイトルが鍵だったようだ。
全てのピースが合わさったんだ。
ボクはこの場所だったんだ。
この場所に来るべきだったんだ。
この場所だったんですよミスタ。
この場所が良かったんだ。
太古の時代のRPG、
前夜のRPGファルコム諸島、
その時代は確かにここにあった。
だがもうない。
時代は今も進んでいるから。
だからボクもいこう。
あの暗黒の映像化時代、
00年代の空へ。
次回寄り道しながら向かう正史ルート
一気に00年代編へ飛ぶルート