形式的とはいえ数字上では3年半程度のご担当であったのにも関わらず(DS登場まで)、多くの名作を送り出した功績は忘れられることがないだろう。そんなゲームボーイアドバンスでおすすめなRPGたち。
GBAでオススメなRPGたち。
※基本的に具体的な紹介ではなく「こんな名作や良作や隠れRPGがありますよ」という知識共有程度なんもんで軽くいじって楽しませていただきたい。深い内容にはまーたく触れません。やっているのもあればやっていないのも当然あるし愛しているのもある。それがこのブログの基本。
気をつけるべきこと参考・「接点復活剤を使うことで、ある程度端子の飛び出し・破壊を防げるようです。/番外編:レトロフリークを再度購入しました」あれはいいものだ。 さま
いちおう公式では対応としてあるから「できる体」で書いとくけど、実際にプレイ可能かどうかはもちろん未確認なのでそこら辺はよろしくね。このブログ的には通常運転ですから申し訳ないけれど。(というかできるものとできないものが混在している可能性もあるとかないとか。)
アドバンスの機種は豊富だから駄目ならそっちを漁ろう
ファイアーエムブレム
WiiUダウンロード版・「ファイアーエムブレム 封印の剣[WiiUで遊べる ゲームボーイアドバンスソフト] [オンラインコード]」
WiiUダウンロード版・「ファイアーエムブレム 烈火の剣 [WiiUで遊べるゲームボーイアドバンスソフト][オンラインコード]」
WiiUダウンロード版・「ファイアーエムブレム 聖魔の光石 [WiiUで遊べるゲームボーイアドバンスソフト][オンラインコード]」
やはりエムブレマーとしては。
アドバンス版から鬼たちの戦場に参戦させていただきました中期エムブレマーである私からはやはりアドバンス版のエムブレムをば。
「ファイアーエムブレム」といえば任天堂基幹タイトルのひとつとしてファミコン-スーファミの王道RPG路線を走り続けてきた名作。
それ以降においても硬派な内容からやはり硬派な層に支持され続けて細々と紡がれ続けてまいりました老舗の名作コマ動かし戦記シリーズ。
携帯機になってフットワークはライトに。難易度もライトに。
そんなうまい具合に幅広い新規層に対するアプローチに成功したアドバンス版以降のエムブレムではなかろうか。いまの最新エムブレムでは見られなくなった美麗な2Dのバトルアニメーションなども見どころか。途中からカットされるだろうけどね。いや一度は見たいよねって話で。
近年ではさらに任天堂によってプッシュされて第一線タイトルに返り咲いたシリーズだけど。
われわれ中期エムブレマーからしたら「そこそこヒットする硬派なテッパンタイトル」という玄人好みのポジションだったんでちょいとショッキングな事象ではございますが。初期からのポテンシャルと貢献度を持ってすれば当然の報いか。どんどん進化していってほしい。
FFタクティクスアドバンス
DSにて同系統のFFT・「ファイナルファンタジー タクティクス A2 封穴のグリモア」
青春ジュブナイル風のタクティクス戦記。
「オウガ-FFタクティクス系」といえばゲーム史に学名付きで記される戦記ドラマシミュレーションRPG。数多くの著名人を虜にしてきた「日本のゲーム界が世界に誇れるコンテンツ」ではなかろうか。
それのGBアドバンス版はちょっと緩めのテイストでリリース。
この00年代前中盤の任天堂の命綱になった携帯機路線の主力ユーザーたちにマッチングさせたのかどうかという具合に本家筋とは別テイストのオウガ-FFT系ゲームが輩出された感。「子供向け」ともいえるし、「あの頃の夏休み感を味わう風味」ともいえる。
本家筋の外伝にもGBA版はあり・「タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis」
※本家筋の外伝なので本家であるタクティクスオウガのプレイなどもしておきたい
ドラクエモンスターズ キャラバンハート
モンスター配合して遠足するゲーム。
国民的RPG「ドラゴンクエスト」に登場する、世界で最も有名な漫画家のひとりであろう「鳥山明」の生み出したキャラクター性ほとばしる敵モンスターを仲間にして配合するサイコーに面白いゲーム。
中でも個人的にイチオシなキャラバンハート。
モンスターを配合するという点だけでいえば他シリーズのほうが無駄のない構成なんだろうけど、このキャラバンハートは「キャラバン」と付くだけあって全体のパーティ編成が特に面白い仕様。「遠足や旅の準備や構想期がいちばんたのしい」だなんていう人にはドンピシャであると思われる。
「テンプレ化して硬化したフィールドマップ」に「新しいルールを導入した」のがこのゲーム。
そういうことだけ言っておこう。ドラクエモンスターズは基本的に携帯機種で展開されているので、GBAに限らずその時々のモンスターズのプレイも推奨。スクエニとしてはポケモンポジション扱いにて続々リリースしていくつもりであると思われるし。
「じげんりゅう」とか「てんかいじゅう」とか「ドラゴンマシン」とか「スカラベーダー」とか懐かしい
マザー3
WiiUダウンロード版・「MOTHER3 [WiiUで遊べるゲームボーイアドバンスソフト] [オンラインコード]」
1と2も(シナリオのつながりはない)・「バリューセレクション MOTHER 1+2」
アメリカンな町とサイキック少年たちのRPG。
シリーズの特徴はね。それが任天堂の超オーソドックスなドラクエスタイルRPG「MOTHER(マザー)シリーズ」であります。しかしながらもポップミュージックなBGM、独特の笑えるテキスト、気の抜けたキャラたちと、他に比肩するもののない空気感を充満させて世界中にファンを抱えるワールドワイドなRPG。
空気感を愉しむことが大事なゲーム。
マザーもファミコンから始まり、マザー2ではスーファミになり、3の構想ではニンテンドー64と、「有名作の最新ハードハイスペック製作は当たり前」という流れのなか、なんやかんやと3は携帯機でリリース。まあそれはいろいろな開発事情があってのものだろうけど。
それにしても用いられている技術などはマザ2のときから変わらないレガシークオリティ。10年も経ったのに。
それでも「携帯機でお手軽にその空気感を楽しみたい」と変わらない売上を記録し、評価もまた変わらなかった。
マザーは空気感が全てだと思うから何で出しても善い
マジカルバケーション
WiiUダウンロード版・「マジカルバケーション[WiiUで遊べる ゲームボーイアドバンスソフト] [オンラインコード]」
魔法学園のクラスメイトたちと無人島バトルロワイヤル感。
多くの仲間達と魔法である事件に挑むという学園ジュブナイルでもあり魔法ロマンファンタジーでもあるというテッパンな魅力を持ったアドバンスの名作。あのスクウェア帝国の「聖剣伝説」を手がけたチームが独立果たしてこのゲームで名乗りを上げたことは有名。
友情×努力×魔法
みたいな少年ジャンプ的な面白さを堪能したい方たちにはベストな選択になるのではないでしょうか。
サモンナイト クラフトソード物語
2もアリ・「バリューセレクション サモンナイト クラフトソード物語2」
武器創造バトルRPG。
ファンタジックシミュレーションコマ動かしRPGの名作シリーズ「サモンナイト」の派生作品としてGBアドバンスの名作が誕生。その名もクラフトソード物語。
モノ作りを極めつつ冒険をする。
これからの工業を担う工業ボーイ・アンド・ガールたちにプレイしていただきたい「モノ作りの喜びを知れるロープレ」ではないでしょうか。評価の程もすこぶる高く、というか携帯機特有のテンポの良さや、アクションRPGになったテンポの良さ、会話の漫才調なテンポの良さなど諸々のテンポの良さなどが評価される形か。
オリエンタルブルー 青の天外
フリーシナリオのオーソドックス・オリエントRPG。
とでもいうのかねどうかね。こちらは名作RPGレジェンドの一角である「天外魔境」の外伝的なポジションに位置するアドバンスRPG。本家よりもデザインがスタイリッシュになっていて、個人的にはこのまま和風RPGシリーズとして続いてほしかった感のある一品。評価もよろしいかと。
和風というか+中華風でもあるいわば東洋(オリエンタル)RPG。
中華文明度が割り込んできているということでこれまた個人的には好きですね。フリーシナリオということで、まあハイスペック最新ハードではなくて携帯機で出てくると嫌でもゲームデザインを工夫せざるを得ない状況がこの様な多彩なゲームを生み出すのではなかろうか。
東京魔人学園 符咒封録
学園怪奇ジュブナイルとカードゲーム。
ゲーム界において学園青春ジュブナイルといえば「ペルソナシリーズ」となった昨今ですが、こちらの「東京魔人學園シリーズ」も忘れられてはいけません。
そんでもってこの00年代前半に隆盛した「アドバンスとカードゲーム」のハイブリッドスタイル。
遊戯王やマジックザギャザリングの一大ブームの影響か。幻想水滸伝など数々の有名タイトルが手を出して波風立たずの状況だったのに対し、こちらはそこそこ評価された模様。原作のほうが元々そんなシステムを駆使したり、その後の続編などでも似たようなものが導入されたりして相性が良かったからではなかろうかね。
黄金の太陽
WiiUダウンロード版・「黄金の太陽 開かれし封印 [WiiUで遊べるゲームボーイアドバンスソフト][オンラインコード]」
後編とも言える密接なつながりのGBA続編2作目・「バリューセレクション 黄金の太陽 失われし時代」
DS版の3作目・「黄金の太陽 漆黒なる夜明け」
喉から手が出るほど欲しかったRPGタイトルの救世主。
RPGといえばスクウェア帝国でありましたが、プレステに市場を奪われ、なおかつFF7を引き金とした任天堂とスクウェアの絶縁状態からただでさえRPGタイトルに飢えていた同国。
貴重な任天堂のアドバンス名作RPG。それが黄金の太陽シリーズ。
ゆえにキホンは王道路線で手堅い伝統構成。それでいてGBAによく収まるデザイニングで持って世界的に原理主義的RPGファンを抱える結果になったとかならないとか。(7割妄想)
ロックマンエグゼ
RPGスタイルのロックマン伝説。
※名作列伝なし。だってロックマン自体はアクションやねんもん。ロックマンダッシュだけあるか。思い出の名作。
いまや当たり前というかすでに歴史の観のあるエグゼシリーズ。我々ロックマン&ロックマンエックス世代においては超最新のロックマンという認識なんですけれど。確か小6くらいのときにエグゼの初作が出てアニメはちょっと観た記憶がチラホラと。熱斗くんやらだよねたしか。
アクションモンスターのロックマンが、セミリアルタイムコマンドバトルチックに(?)
友達のやつをいくらかやったときにそんな所感を懐きしあの頃。アクションイメージ強いカプコンだけど、逆転裁判とかラストランカーとかユニークなコマンドシステムとかを作り出すのもうまいよね。まあとにかく携帯ゲーム機においては一大シリーズとして君臨していたロックマンエグゼであります。
うちからはこんなところかな。
※ファミコン時代のリメイク場としても活用されていたアドバンス。FFやらサンサーラナーガやらといった往年の名作リメイクもぞろぞろしているぞ。「攻殻機動隊」の押井守がつくったサンサーラ・ナーガとかね。
RPGに限らなければ、もっと多くの名作たちが跳梁跋扈しているGBAの世界。
キャッスルヴァニア
ダブルドラゴン
ベストプレープロ野球
ナポレオン
ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー
ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし
F-ZERO CLIMAX
メトロイド
悪魔城ドラキュラ サークルオブザムーン
ファイナルファイトONE
パワプロクンポケット
リズム天国
逆転裁判
トマトアドベンチャー
探偵倶楽部(復刻)
ゲームボーイウォーズアドバンス1+2
牧場物語 ミネラルタウンのなかまたち
などなど……
たった3年半ていどの間に。