「選ぶ」という生き方。
さあ、このタイトル(▽Д▼ )
恋愛要素。シナリオ分岐。高い戦術性。
99年というRPG界の分岐点に現れた名作にせまる。
「グローランサー」って何?
「主題歌を画とぜんぜん合わせる気がない名作JRPG」
(▽Д▼ )なんでかな?
この頃になると当たり前に主題歌がついてオープニングがあるのだが、このグローランサーはかなりマイペースに絵が使われているのだよな。
曲がサビに入ったとか関係なしにあまり動かないキャラを出し続ける。
その面白いOPの数々をもつのがこのタイトル。しかし何にせよノンストップドラマチックRPGということで、ジャパニーズRPGの演出力が効いてくるね。このOPテーマと言う掴みは。
↓最新作のOPはさすがに動きが付いているかな。
歌にはだんだんハマってきてしまったな。
ただテイルズで育ってきた私としてはもう少しだけ?
もう少しだけね?
うん。
もう少しだけ。
(なにが)
名作トピック
ノンストップドラマチックRPG
とにかく多いイベントの数々。
ノンストップドラマチックRPGとは、そんな「とにかく多いイベントの数々」によって名乗ることを許されたグローランサーの別名。「バトル中にもバンバンイベントが発生してキャラたちがしゃべり散らす」様は圧巻だとか。
これが、日本のRPGの最大の強みであろうな。
(▽A▼;)ゴクリ
それでいてのプレイヤー自身による「選択」の数々。
(▽A▼;)ゴクリ
PSからPS2の時代へ向かう最後期にそんな野心的なゲームが生まれたのだとは、にわかに信じられない。
だが、「この道」は、歴史上における敗者の道であったのだが……。
アトラス販売
メガテンのアトラスから販売されているわけで。
玄人好みのアトラスと言ったトコロかね。最近はペルソナ一点押しだが。敗者の道を捨てに入ったか、それとも、「この道」の最強タイトル「ペルソナ4」を掲げて特攻したのか。
すべてはペルソナ5を売るためか……!!!!
ペルソナ関連のソフトをこの年に出しまくっている異常現象。
今冬発売とされている5の情報が停止したまま……。
あきらかにこれは「策」による情報統制&情報操作だぜ。
「この道」こそ最高の道だと示すのだ!!!!
グローランサーのためにも!!!
売上
グローランサー | - | 99年/PS |
グローランサー2 | - | 01年/PS2 |
グローランサー3 | - | 01年/PS2 |
グローランサー4 | - | 03年/PS2 |
グローランサー5 | - | 06年/PS2 |
グローランサー6 | - | 07年/PS2 |
参照「各シリーズ」Wikipedia/「ゲームデータ博物館」さま
売上は隠されるものなのか……
(▽Д▼ )
歴代タイトル
日本のゲーム業界を裏から仕切ろうとしたけど割りと無視されていた秘密結社アトラスによる異色のRPG。※ちなみにグローランサという名前は世界的名作テーブルトークRPGの名前としても使われていたぞ。パクったのだろうか?
救えたはずの名作
グローランサー
ゲーム情報
日本のRPGに自由を!
基本的には「街があったりフィールドに出たり装備を整えたり仲間がいたり剣と魔法で戦っていく物語である」という点では一般的なRPG要素を楽しめるオーソドックスなつくり。
際立つのはバトルが「リアルタイムバトル」であることかな。恋愛を除けば。
ファイアーエムブレムやタクティクスオウガのようなコマ動かしで1フィールドを攻略していくわけではなく、そのなかで「キャラたちが動き回る」というイメージかな。うん。どうだろ。ていうかリアルタイムバトルだったかな?どうだろ。むしろ戦争シミュレーションゲームにありそうなスタイルと言うか。「各々指示を出すとその方針で動いて勝手に戦い、さらに指示を出すとまた方針が変わる」というような意外と説明しにくいなこの仕組み。
一応5はクリアしたんだけどね
コレも面白いバトルの仕方だよな~。
グロラン5プレイしたとき感心したっけ。戦略シミュレーションではよくみるが。コーエーの決戦とか知らんかな。そしてこの初タイトルが一番の名作という声もかなり聞かれる。「作りこまれている。」というそんな声望が最も聞こえてきたのだった。
さらにこのタイトルはプレイヤーの意志がめっさ尊重されているわけ。
いわゆるフリーシナリオに近いのではなかろうかどうだろうかはてさて。さらには「キャラとの好感度」によって色々と変化したり、戦闘にも「作戦」という名で選択肢があったり、そしてそれでいて『ノンストップドラマチックRPG』なのであるから。
「演出力」+「自由意志」
「日本のRPG」+「ゲーム」
それは理想への両翼。
(働け)
大目に見よう
グローランサーⅡ
ゲーム情報
判断はキミ次第。
「面白いのか面白くないか」はね。世評をキミが判断できる作品なんだぜ!ヤッタネ!自分だけの評価でたのしめるね!!(評判悪いということです)
↑最初で最後の喋る主人公くんだとか
大きなマルチシナリオ化に伴うシナリオ減少。初の喋る主人公。シミュレーション化(?)そんなところがアレだったみたいやわ(▽Д▼ )ええやんね~やることさえあれば。
※この2は1のすぐ続編で1のプレイヤーキャラもご登場するという。
早い。
グローランサーⅢ
ゲーム情報
早すぎじゃね?
これ2から半年くらいしか間が開いていないぞ。
…………。
この3は1のお話から1000年前のレジェンドのお話なのだということだけれども、
オレとしては2からの半年間のお話のほうが気になるトコロ。
どういう工程を経ているのやら
┐(´∀`)┌
あ、すごいよ!刀4本も持ってるよ。
(▽Д▼ )
ね。 すごいよね。
…………。
もうそんなことくらいしか気になるところが。
最近気になるトコロ無いな~
(▽Д▼ )
3のプレイヤーキャラは伝説のグローランサーの始祖となるお話なんだとかよ。いい感じにシリーズ作っぽさだしているね。
でも刀4本て尋常じゃなくね。
よくよく考えたら凄いこと。
還ってきた意志
グローランサーⅣ
ゲーム情報
名作の帰還!
この4はかなりの名作というウワサで。
「あの名作1にかなり近い!」ということでね。
史上初のホスト主人公だね。わかります。
遂にホストが主人公になったか~∑(ノ∀`) ホストとしてどう女子を喜ばそうか? なんつーことも出来そうな名作ですな。んでこちらは
「もっと女子キャラが居ればよかった。」
というお声もチラホラと。
やっぱりそうなのかね……。
※「感情移入について」というお話をアマレビュで力説しているファンの方なども居る。18禁ゲームも交えながら力説する様は圧巻であるぞ!必見!あんなに18禁ゲームを力説するとはね……(▽A▼;)ゴクリ
針金3D?
グローランサーⅤ
ゲーム情報
嫌われる平和維持軍。
なぜかね。
平和維持軍が嫌われております。
平和維持軍なのに。
平和を維持しているのに?
(▽Д▼ )
我々が属することになる平和維持軍よりも、
相手方などに人気があつまる奇作ということで。
あとは3D化というところでの酷評もあるね。
針金人形とかいわれとるし(笑)
これが最後の意志
グローランサーⅥ
ゲーム情報
有終の美を飾った。
戻ってきた高評価。
5で挑戦したシステムを昇華させて、結局は最後を飾ったのであったとか。酷評されたシステム周りの不備も改善されたご様子で、なおかつ3Dも気にされない。
なんかよかったじゃん。
(▽Д▼ )
良くなっちゃえば3Dもいいじゃんとかなるオレたち。
ダメなときは2D2Dいうくせに。
都合のいいオレたちであった。
しかしよく女子を泣かすゲームだこと。
ハイ
\( ▽Д▽ )/
2007年のこの作品を最後にしてグローランサーは手を離された。
日本の名作RPG。グローランサー。
もう一度言っておこう。
その名は「グローランサー」
どうか、敬意と悲しみを込めて。
SEO対策ではございません。
世の情報
参考・『グローランサー』15周年インタビュー。うるし原氏によるジュリアンやティピのサイン色紙も【周年連載】/電撃オンライン さま
電撃さんでこういう記念をやっとったよ。 結局こういうとこ。
名キャラ列伝
ティピ
1でご登場の「使い魔」という人工生命体(ホムンクルス)
こんな子らがいつもサポートしてくれるのがグローランサーなんだな。主人公の言いたいことを全部代弁してくれるOSと言ってもいいのではないだろうか。
WindowsでもMacでもiosでもAndroidでもない。
「俺のはティピ」
アプリとか超ナイ。
コレがグローランサークオリティだ!!
\( ▽Д▽ )/
刮目せよ!
ヴァージョン2もいるみたい。
4に出てくるらしいヴァージョン2ティピちゃん。
いや、ピティ?
ラミィ
(*´∀`)
ユニ
(*´∀`)
コリン
(*´∀`)
ユリィ
(*´∀`)
もう妖精さんだけ追っかけていたい。
(*´∀`)
疲れた。いろいろと。
こんなクリエイティブな更衣室は見たことないよお母さん。
(▽Д▼ )
これだけではやはりギャルゲーだと思われかねない。
故にそうではないという証拠をお見せしよう。
顔もっと頑張れなかったんですかーーー!!
あと少しじゃないですかーーー!!
顔だけ妖精じゃないですかーーー!!
いまグローランサーを楽しむならオススメは?
※グローランサー=「光の救世主」という意味らしい。1のプレイヤー自身がその救世主になるかならないかという点が熱いのが本作であるという。
PSP版/グローランサー1
ゲームアーカイブスDL版
PSダウンロードストア・「グローランサー アトラス・ベストコレクション」ゲームアーカイブス
PSP版/グローランサー4
ゲームアーカイブスDL版
PSダウンロードストア・「グローランサー4 オーバーリローデッド」ゲームアーカイブス
1と4が名高い。特に。
最新携帯機種プレステVitaがあれば「おおよそのPS系名作がダウンロードプレイできる時代」に感謝。
グローランサー6
PS2があれば6も良いのではないか。
( ̄ー ̄)bグッ!
まとめ
「選ぶ」っていうのはストレスなのか。
この前の「ビュリダンのロバ」でよくよく思ったが、
参考・【ビュリダンのロバ】選択をしないという選択をしてしまうという「優れた者でありたい」病。/murakumo25.com
選ぶことに対する苦痛を放棄して、
運命に流され続けることを、
知らず知らず無為の内に容認していく。
眺めている。
選択権がなくなって初めて言い訳を始める。
それが未だ目の前にあるうちはビビって選べやしない。
怖くて怖くてたまらない。
責任か、優れた選択をしたいというプレッシャーからか、
何もしなければ何も悪いことはないと思っているのか。
思いたいのか。
自分のことにすら責任を取れないのか。
そうやってここまで来たんだよな~ぼくたちは~
( ▽ー▼)y-~~
まゲームならおもしれえんだけどさ。結局さ。
王道「一本道」×死道「自由意志」
さてこのグローランサーというタイトルは、
アドベンチャー的要素や
シミュレーション(RPG)的要素をうまーく
ドラクエテンプレに入れ込んだ意欲作。
が、
これは今日では「死の道」であった。
99年はさらに3Dポリゴンや、
大容量によるムービー演出が可能となり、
時代は「映像&演出路線」へと動き始めていって、
結局はそれが勝利した。
「辛くも」
ということにはなるが。
というのも「RPG」の全体売上自体は落ち続け、00年台前中盤から一気に下降を始める。世の経済状況もあるが、いわゆる飽和状態だったのか。RPG黄金期は「RPGというジャンル」に飽きさせてしまった程の広がりを見せたとも言えそうだ。※キホンはネット&携帯通信端末の普及だろうけどっ
だからこその模索を始めた”魔の00年台”なのかな。
と、少し思った。映像&演出路線はとにかくプロモーションに強い。だから売れやすかったのかも。それでもファンが付かなければ「売れ続ける」ことはない。ストーリーそれ自体は、飽和もなにもないほど基本的で普遍的なものだから、ソレが面白ければそれなりにいいのやもしれない。
それならアドベンチャーでもいいはずだが。
未だ「RPG」というモノに期待をする故なのかも。
シミュレーションRPGとお色気のタッグ
グローランサーはシミュレーションRPGのスタイルを強く持っている。
それは、
その前身とも言える母体をもつゆえにでもある。
シミュレーションRPGって何なんだろう。前々から変な呼び名だとは思っていたが。なんでエムブレムみたいなゲームをシミュレーションRPGと呼ぶのだろうか?自分なら「タクティクスRPG」としているだろう。だって将棋みたいにタクティクス(戦略的)じゃん。コマ動かししているだけでシミュレーションRPG……。
軍の戦闘シミュレーションゲームから来ているのではないかね。
∑(ノ∀▼)
(周知)
いずれにせよ ”ドラクエのようなRPG(ドラクエテンプレ)”とは、切り離せない関係なんじゃないだろうか? ということで、
→次回・グローランサーの母体を追おう!・「下からカメラを舐め回す高等技法が多用される!ラングリッサーシリーズ」
あと変な機体と影の大国を_〆(▽Д▼ )
参照Wikipedia&アマゾンレビュー