動かないとつまらないじゃん。
動きたい!!!!
ゆるさんぞお前たちばっかり動きやがって動く悦び知りやがってカチャカチャかちゃかちゃと動きやがってそういったことはゆるさんぞ!!!!
※元ネタ開示自粛
「ハイドライド」って何?
「アクティブロールプレイングゲーム」
それすなわち今日の「アクションRPGの元祖」とはいえ、
「暗闇判定のある2Dステージでアクションをやらされる」
という難易度はさすがに「優しさ搭載ドラクエ以前」を彷彿させるぜ。
これより以前にも、つまりドラゴンスレイヤーなどにおいても「動かしたい欲求」が噴出し始めており、アクションロープレパズル的な形として表出していたものの、
「立派にアクションRPGしてみせた」のはこのハイドライドだという。
しかし名前はアクティブロープレだったという。
名作トピック
2年間王座に君臨した。
「パソコンゲームの雑誌ランキングにおいて2年間その座に座り続けた」と言うから、市場からの評価は絶大なものがあったのだろう。当時のファミ通的情報誌「ログイン」というやつだろうかそこら辺はまあまあまあ。
「かつての国産三大RPG」
「ドラゴンスレイヤー」「夢幻の心臓」「ハイドライド」というわけである。
人呼んで“アクションのハイドライド”!!
※イメージです
「西の内藤」
ドラスレシリーズを打ち出して昇り龍の如き名声を誇ったのがファルコムの天才「東の木屋」ならば、空前絶後のタックル感を実現してみせたのはハイドライドシリーズの創始者「西の内藤」である。
わかるよね。
★リチャード・ギャリオット(ウルティマ)VSロバート・ウッドヘッド(ウィザードリィ)
★堀井雄二(ドラクエ)VS坂口博信(FF)
★東の木屋(ドラスレ)VS西の内藤(ハイドラ)
というわけ。
売上
(*´∀`*)
へへっ
参照「うぃきぺでぃあ」
歴代タイトル
- ハイドライドシリーズ
- 何度も言うように、アクションRPGの元祖であり、国産PCゲームのレジェンドである。動く悦び名作だ。いわゆるさ。さあもういいだろっ。
- 「ハイドライド」
- 「ハイドライド2」
- 「ハイドライド3」
古豪アクション・サムライ
ハイドライド
ゲーム情報
攻撃は体当たり。
当たり判定がどうなっていて「ぶつかった敵と自キャラはどっちが死ぬのか」という疑問しか出てこない恐ろしい「体当たりアクションRPG」の時代。
「半キャラずらし」なるテクにて渡り合っていくとか。
ヒントは入れ忘れられたりしてる。
ハイドライド2
ゲーム情報
前作の6倍のフィールドで動ける。
「会話」や魔法や「アイテム売買」などの「RPG的要素も充実してきた2作目」であるという。
しかし終盤ではフィールド上に会話する相手がいなくなり、ドロップアイテムしか使いものにならないので「結局は剣を振り回すゲームに収束していく」とか。
怪物になれるとか
ハイドライド3
ゲーム情報
時間、貨幣、食事、睡眠、重さ、などなど…
ドラクエの登場に焦り始めたのか、とにかく「多くの機能が導入された」という。だが結局「さらなる難解さを生み出していった」とか。
それにレア要素として「怪物」という職業があるんだとか。
いや特にこれということでもないんだけど必要かなって思ってあと一行くらいさ。
名キャラ列伝
“うごけるおとこ”豪傑のジム
別に勇者の末裔とかではない模様のタフガイ。
それがジム。
いや実際のところはわからないのだが、
最早ここでのジムは豪傑のジム以外に考えられないのだ。
血脈に頼らず、
「ただ困っている国があるのならオレが動くよ。」
そうして名乗りを上げた豪傑。
それがジムなのである。
ランボーとかターザン並みのナイスガイとして我々にアクションを教えてくれたアクションスターでもある。
※別にワタクシはプレイしておりませんでした勢いで同列させていただきました申し訳ございません
大人な妖精さん
めっちゃ大人。
フェアリーランドと言うからには妖精さんが生息しているこの世界。しかし妖精と言えば「キャピキャピふわふわしたガーリーロリティック」なモデルであるのが今日のメイド・イン・ジャパンである。
しかしこちらの妖精は「何人もの男がわたしを通り過ぎていったわ…ふっ」的な余裕を放っている。
※後々のリメイクごとに妖精さんのデザインが大きく変貌するのもみていて面白い要素だろう
いま「ハイドライド」を楽しむならおすすめはどれから?
まるっとワンパック「ハイドライド123」(Win)
都合のいいオールインワンパックとしてリリースされている本シリーズ。
★「WindowsのPC」でプレイ可能なところはありがたいといって良いだろう。
OSを問われるかどうかはよくわからないが。
★後は「Xboxのゲームパッド」でもあれば快適なのではないだろうか。
ちょっとやってみたかったりする。
「ファミコン版のハイドライド」たち。
★やはり「ゲームフリーク」&「ファミコンカセット」
★「ニンテンドーバーチャルコンソール」で最新機種にダウンロード(あれば)
というお決まりのざっくり情報を記しておこう。
まとめ
やっぱり「動かしたい」モノ。
「うごくもの」と書いて「動物」であるところは我々人類も同じだ。
だから動く悦びは知っているはずだ。
もともとは「そうせざるをえないから、なんとか上手く工夫して冒険感を出していた」というのがゲームだっただろうか。
いや確かにローグやウィザードリィの「考える楽しみ」は軽視されて良いものではない。
つまり楽しい。考えることも。
だが剣は振るいたいものなのだ。
ボタンを押すより、
動かして使いたいのだ。
それが原理であり、
本能的な叫びであり自然的欲求なのである。
だからこそアクションRPGというスタイルは、輸入されたパソコンRPGをたたき台にしつつ「モノを研磨することに関しては世界一」と謳われる日本において磨き上げられ、
「ys(イース)」などの超名作を世に送り出してきた。
そして今日の日の据え置きゲーム機におけるタイトルの主流となって「あたりまえ」に存在しているのが「アクションRPGスタイル」だろう。
でもドラクエの登場でこれがだいぶ遅くなった感。
市場自体は広がったし、なんやかんやいいタイミングだったんでは。
【おまけ】フリゲのアクション
こちらはフリゲではなく「ニンテンドーswitch」という据え置きハードの売れ筋アクションRPG「神巫女 -カミコ-」だ。
しっかしこの素朴な2Dアクション。これで売れまくりというわけなのだ。
ええなー。
でもこれって既にやること自体はハイドライド時代とそうそう変わらない。
2017年に世界的ヒットを飛ばしている最新ゲームと、30年前に大ヒットしたゲームもそれほど変わりがないという点は面白いね。
技術だけでは売れないってさ